書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

食関連の仕事

文体でキャラクターは印象づけられる

6月下旬より、場所をお借りして、ライフワークであるイギリス菓子の製造販売を行っています(↓)。 ricorice.hatenablog.com オープン日には、ご近所の方、SNS経由(インスタが圧倒的に多い!)、久しぶりの知り合い、いろんな方がいらっしゃり、リアルに接…

素直に取り入れてみるもんだなぁ、と思った件

6月下旬から隔週末に、ライフワークであるイギリス菓子の出張販売を行っています。 ricorice.exblog.jp 頭を悩ませたのが提供するお菓子。 ショートブレッドやビスケット、ケーキもカップケーキスタイルにして持ち帰りもしやすくして、ど定番から、珍しい郷…

きっかけはインスタグラム、なんだなぁ

6月下旬からスタートした、ライフワークであるイギリス菓子の出張製造・販売。 ricorice.exblog.jp 私のメインの仕事はメディア、本や雑誌、ウェブ記事の企画・構成、編集、執筆で、 これ、読者の方に直にふれ合うことって、皆無に等しい。 お菓子の販売だと…

読者の方からの連絡はありがたい

自分の著作(といっても編集も自分でしたわけだけど)や編集した書籍について、 疑問や質問、間違いの指摘が出版社経由で届きます。 こういうの、ほんと、ありがたい! 間違いはごめんなさい!で、 世に出るまでに何人もの人の目を通しているものの、“そのつ…

不意打ちのうれしさと照れくささと

出先で時間が中途半端にあくときは、戻らずに お茶したり(&本を読んだり、仕事をしたり)、気になる店に行ったり、買い物/買い出しをしたり、そして本屋さんをブラウズしたりしています。 本屋さんでは、こういう新刊が出たんだな、とか、こういう本が売れ…

人が喜ぶ姿を見るのは根源的な喜びなんだと実感する

6月20日(土)・21日(日)から隔週末、第1・3土日曜に、ライフワークであるイギリス菓子の出張販売をすることになりました(↓)。 ricorice.hatenablog.com お菓子と一緒に、もちろん飲み物だけ、という方のためにドリンクメニューも用意。 ドリンクメニュ…

ついてる、私!と思えるのは幸せな証拠

本日、2020年6月20日(土)より、隔週末の第1・3土日曜に、Bottega Mimosa(東京・品川区西中延)の工房をお借りして、ライフワークであるイギリス菓子を出張販売がスタートしました(↓)。 ricorice.hatenablog.com どんなお菓子を出そうかあれこれ考えるの…

イギリス菓子の出張製造・販売、はじめます!

先日、ちらと書きましたが(↓)、 ricorice.hatenablog.com 私のライフワークのイギリスの食について、 “フィジカルなことをしたい。手触りのあるリアリティが感じられることをしたいなぁ”第一弾(?)、いよいよ始動です。 それは、“イギリス菓子の出張製造…

自分の気持ちがこんな風に変わるなんて

絶対的な強い信念を持って仕事をしている人に出会うと、すごいな、と感心する一方で、やっぱり私はタイプが違うなぁ、と再確認します。 ぼんやりと大枠でこういうことやリたいなぁ、と思い、その周辺をうろうろしているうちに、なんとなく縁ができ、声をかけ…

必ずしもそういう人ばかりじゃない

料理本リレーなるものがソーシャルメディアで出回っていまして、私のところにもバトンが回ってきました(↓)。 ricorice.exblog.jp ぼんやり感じではいたものの、こういう課題を前に腕組みをしてしまったのは、 ・おこもり生活で時間ができたからとはいえ、…

グルメと称する人たちが苦手です

私は食関連の仕事をしていて、確かに食べることは好きなんだけれど、食べるってのは本能的な行為であり、個人の嗜好が表れやすく、どうにも恥ずかしさがつきまとう。 苦手な質問は、「(無料で)おすすめを教えて」(答えないことにしているけど、ね)。 知…

本日、校了! なんだけど

まるっと1冊請け負った書籍の仕事が本日、校了(これでOKです。あとは印刷屋さん、お願いします!)となりました。 つまり、こちらの仕事としては、終わり!ってことです。 裁量を任される書籍の仕事は長期戦で、終わったときは、妙に高揚感があるか、達成感…

秋晴れの気持ちのいい日の過ごし方

連休中もこもって、16日校了(これで制作サイドのチェック終了。印刷してもいいですよ)の書籍の最終校正を、延々とやっています。 今日は遊びのお誘いもいただいたのですが、近所にいらっしゃるとのことで、(私にとっての気分転換にもなる)ランチだけ同席…

この状況だもの、宅配便はあきらめて

書籍の仕事が大詰めで、 本来なら、昨日の金曜日の夕方、色校正が送られてきて、私のところは出版社から遠いので、最短で翌々日着の13(日)着、その日のうちにチェックして、ブック(エディトリアル)デザイナーさんに送り出して、15(火)に届き、16(水)…

ここに来て綱渡り状態だけれども

11月発売の書籍制作が大詰めを迎えています。 この書籍は紆余曲折あり、当初の予定より発売日が伸び、余裕のスケジュールになったはずだったのに、今度は私の体調不良で、動ききが停滞。。。 クリニック → 病院に行くまで、あてにしていた日々が体調不良で遅…

自己プロデュースはできない

基本、裏方の仕事ですから、出版物のダイレクション、監督、編集とかって仕事は。 私が表に出るのは、イギリスの食のエキスパートとして、著者としての時。 あらかじめわかっているときは、よし!と心づもりをするものの、なんとも心もとなく、さじ加減に迷…

ありがたいなぁ、ほんと、ありがたいねぇ

先日、高校の同窓会に出席したときのこと。 卒業年に関わらず、同窓生が集まる会で、今年は私の学年が当番期で、事前準備には参加できないものの、当日は多少なりとも手伝いを、と参加しました。 どんなものはよくわかってなく、すると会場には物販コーナー…

自分のことは自分でやるのはむずかしい

書籍制作の仕事では、企画や構成から関わり、制作指揮/編集統括の立場に立つことが多い。 そんな中で自著を手がけることもあります。 先ごろ、GW明けに『増補改訂 イギリス菓子図鑑』が発刊となりました。 自分が著者であり、制作指揮/編集統括であり、撮影…

そのため、ってことはないけれど、大きな励みにはなります

こないだの日曜日、著者&監修の方のFB投稿で知って、ソッコーでコンビニに走り、購入。 日本経済新聞にあったのは、「グルマン世界料理本大賞」の記事。 紙面の半分以上とは、思っていたよりも大きなスペースで、驚く。 もっとも記事の本筋は別のところにも…

淡々と進んで淡々と終わった

手がけた書籍が5月に発売となります。 7日配本なので、書店に並んだり、オンライン注文の到着は10日頃になるかと。 この本『増補改訂 イギリス菓子図鑑』は、自著であり、“増補改訂”とあるように既刊の『イギリス菓子図鑑』に、64ページ増、32のアイテムを追…

これは一種のご褒美。やっぱりうれしい

2年前、2017年に発売となり、昨年2018年は「グルマン世界料理本大賞・パン部門」で優勝した『ドイツパン大全』(誠文堂新光社刊) (私は企画提出にはじまり、制作指揮/編集統括(映画でいうと監督ですね)として仕事をしました)。 本書が、今年、2019年3月…

商業出版である以上、売れてナンボだと思うのよね

2018年5月8日に発売になった『グラス・スイーツ・バリエーション』。 グラス・スイーツとはアイスクリームやソルベをメインにデザートに仕上げたもの。 本書は、プロの技術でパフェ/ヴェリーヌを進化させたグラス・スイーツの本です。 (そう、グラス・スイ…

ようやく自分のウェブサイトを立ち上げました!

1995年に自分のマシンを持って、ネットにつないで、 自分のウェブサイトが欲しいな、と思ったものの、 HTMLもろもろに匙を投げ(マック・パフォーマの微妙なレベルの初期不良があったんじゃないか、って思う)、 なんだなんだで20年以上(!)経って、ようや…

小さい子供の味覚の鋭さときたら!

小学校に上がる前の5歳ぐらいの子供だったかな、 食べてみたい!というので、とびっきりの砂糖菓子を与えたら、 「おいしい〜」と絶叫! 「もう1個ちょうだい」と言ってきたので、あげたら、 「おいしいよ、おいしいよ!」と保護者に興奮して報告。 別のとき…

20ン年越しの夢を制作中です!

自分のマシン(コンピュータ)を購入し、ネットにつないだのが1995年。 (厳密には違うけれど)マスもミクロも同じ土俵に立てる、国境も超える、 まさにwindow to the worldだ〜〜〜〜〜っ!!!ワクワクすると同時に、自分のウェブサイト作ろっ!と意気込ん…

仕事に鍛えられているんだよね

9月発売の食書籍が、昨日校了しました。 校了とは、制作サイドで最終チェックをし、データを完全なものにアップデイトし (厳密には、色味は印刷所に補正、調整をお願いすることもあります。 デザイン、文字に関してはこれで印刷してください!の状態に持っ…

無事送り出しました! ここまで来ればもう大丈夫、かな?

9月上旬発売の食書籍の最終チェックをして、無事出版社に送り出しました! 本当は1週間ほど前に、こういう状況になっている予定が、 出版社のご担当の方が保険で、最後の最後の日付けを数日早く設定してらして、ぎりぎりになって猶予があることが判明。 (話…

これは思いがけないご褒美、のようなもの

資料探しとブラウズで書店へ。 ひととおりぶらぶら回ったところで、ぱっと目についたのが、この2冊。 『グラス・スイーツ・バリエーション』と『ドイツ菓子図鑑』。 おおおお〜っ! この5月、7月に発刊されたもので、 どちらも私は制作指揮/編集統括した本じ…

結局最初に戻ることって多いなぁ

9月発売の食書籍の制作がいよいよ大詰め。連日大わらわな日々を過ごしています。 もろもろのタイミングで、予定より遅れて、ようやく表紙が決定。 デザイナーさんが5案も作ってくださり、どれも甲乙つけがたかったけれど、 ついに決まって、ほっ。 (この表…

進行中の食書籍の表紙案が上がってきた!

書籍制作において、以前と変わったな〜と思うことのひとつに、 表紙を先行して進める、ってことがあります。 これ、どういうことかっていうと、Amazonなどオンライン掲載、それに伴う先行予約のため (以前は書店発売オンリーだったので、そういうことを考慮…