書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

“乙女チック”なるもの 〜さようなら「Seventeen」〜

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おとめちっく、おとめチック、オトメちっく、オトメチック、乙女ちっく、、、

その字面のように、“乙女チック”の世界は実に多彩!

1969年生まれの筆者が、自らの記憶を紐解きながら“乙女チック”について、あれやこれや綴ります。

 

さようなら「Seventeen

 

Seventeen」(集英社)が2021年10月号(9月1日発売号)をもって月刊誌を終了する。

今後はウェブサイトと合わせ、SNSで専属モデルやタレント、インフルエンサーと読者と繋がる「双方向のコミュニケーションの場」の提供を目指す、そーだ(↓)。

www.fashionsnap.com

 

Seventeen」は1968年創刊の、トレンドに敏感な女子高校生のための雑誌で、発行部数は12.5万部(2021年9月現在、日本雑誌協会公表最新部数)(↓)。

adnavi.shueisha.co.jp

 

私は「Seventeen」を買ったこともなければ読んだこともほとんどないのだけれど、ええと、私がリアル高校生だった頃は、同誌にはマンガも掲載されていて、その比重は大きかったような。。。

そもそも「Seventeen」は、同じく集英社の総合少女週刊誌「マーガレット」の姉妹版としてスタートし、ええと、同じタイトルとコンセプトの雑誌がアメリカにあって、日本でローカライズされるのだけれど、提携(拝借?)から始まった、んだと思う。

e.g. 「ELLE」(当初はマガジンハウス(当時は、平凡出版?)、「Cosmopolitan」(集英社から出ていた)「marie claire」(これは中央公論社、だったかな? 平綴じで厚く、ファッション誌っていうよりも高な文芸誌的佇まいで、“サルトルで眠れない”な感じだった。内容が全く理解できなかった)

 

私が高校生の頃、「Seventeen」はもしかしたら雑誌そのものよりも、オーディション「ミスセブンティーン」で知られていたかもしれない。

ミスセブンティーン」には芸能人への登竜門的な役割があって、かの松田聖子も、いつも茶髪の故・坂口良子も、キムタク夫人の工藤静香も、「ミスセブンティーン」出身です。

 

シンガーの渡辺美里も「ミスセブンティーン」出身で、好きなミュージシャン(当時は歌手?)をきかれてセックス・ピストルズって答えた、って言っていたような。。。

っと、そういえば受賞者はCBSソニー(現ソニー・ミュージック、でいいのか?)からレコードデビューしている人が多い気がする。連携、もしくはスポンサーだったのかな?

 

 

前置きが長くなりましたが、休刊となる「Seventeen」の表紙を見て驚いたんですよ、52歳の私は!

白い大きな襟、キルトのスカート(かな?)、トレーナーちっくなトップス。

背景の黄色も、雑誌名のオレンジ色も、レトロっぽい。。。

seventeen-web.jp



こ、こ、これは1970〜80年代の“乙女チック”の再来か!

 

街を歩けば、

・大きな襟

・木綿や麻のふわっとしたワンピースやロングスカート

・ケミカルジーンズ(+シャツイン)

むむっ、どこか既視感のある格好の女の子をよく見るのよね〜。

 

な〜んてことを先日知り合いに話したら、

「今の子は、肩の力が抜けたおしゃれだから全身その路線バッチリじゃない。

昔はサンダルだったのをスニーカーを履いたり、ふわっとしたスカートにスポーツブランドのTシャツを合わせたり、このあたりが今どきっぽい」と。

確かに、そう!

 

 

そういえば、最近の若者(20代)は小さくなってる?

身長145cmとミクロな私は女性と顔を見合わせても見上げることが多かったのだけれど、最近の若い女性は平均すると156cmぐらい? 視線があまり変わらないのよね。