2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
私が6年前に東京から福岡に移ったとき、何のあてもありませんでした。 東京は今でも大好きだし、楽しいし、今も仕事の大半は東京だし、ですが、 そのとき、「あ〜、ここはもう私の住む場所じゃなくなったな」と痛烈に感じ、 そんな気持ちのまま暮らし続ける…
先日、まさか、まさかの日本初上陸で、意気揚々とチケットをとって出向いたのは、 山口市のYCAM(山口市情報芸術センター)。 www.ycam.jp で、ここであったのは、マシュー・バーニーとジョナサン・ベプラーによる映画『River of Fundament』。 6時間もの映…
女性誌の類を読まず、20代向けのものはなおさら (というか、そもそもその世代は雑誌を読むのかしらん?)。 先日、百貨店のデパ地下用小冊子をめくっていてのけぞりそうになりましたよ。 “ひとり暮らしの彼に、パパッとメシ。” ラーメンとかカレーとか若い…
ボリュームのある本を読むのはまとまった時間がとれるとき。 腰を落ち着けて、というよりも、移動の時間を利用することが多い。 『半島を出よ』(村上龍)は買ってはいたものの、 出だしをパラパラ読んで、時間かかりそうだな〜と思って放っておくこと数年。…
久しぶりに雑誌「東京人」を買って読む。 特集は“阿久悠と東京”。 いや、別段思い入れはないんですけどね、 ひとりの作詞家/作家を通して見る東京って切り口はおもしろいなぁ、って思って。 私は1969年生まれで、阿久悠を阿久悠として認識したのは、 テレビ…
Brexitにしろトランプ政権にしろ、 なぜこれらが本流になったのかを検証し、じゃあどうするを検討するのが筋だと思うのだけれど、 いまだにこれらに対して、頭ごなしに否定する風潮は困ったもんだ。 こういうに賛同しているのはバカ、 普通に考えたら拒否す…
細かい部分では、私の意見と違うところはあるけれど (日本のニュース番組のレベルが高いとは、私には到底思えない)、 本筋としては、そのとおり!なのが、 デイヴ・スペクターのこの意見(↓)。 www.dailyshincho.jp これ、テレビ番組だけじゃないよね、 …
今の家は、生まれて(のべ)18番目の住まい 引っ越しを幾度となく経験済ゆえ、モノはなるべく持たないようにしています。 が、メディア(編集、ダイレクション、企画・構成、ライティングetc)に関わる仕事柄、またフリーランスということもあり、 ほってお…
へえ〜、意外!というのが第一印象。 2017年8月18日(金)、City A.M.(ロンドンの経済紙)経由、Business Isiderが伝えたのは、 “ミレニアル世代のお気に入りブランドはこれ!” www.cityam.com ミレニアル世代、2000年代以降に成人を迎えた世代で、 アメリ…
いまだに誤解がまかり通っているのは困ったもんだ! ライティングも私の仕事の一環で、となると、書くの好きでしょ?と思われているのが、とても面倒くさい。 嫌いではないけれど、仕事として書くときは技術を売っているわけで、そこには当然制約もあり、好…
広告の仕事をすることがあります。 どう関わるかは案件によりますが、企画や構成から関わったり、文字原稿を書いたり。 いずれも私の場合は、広告代理店から直接、よりも、知っている制作会社から依頼を受けて、ってことが多い。 なので通常のやりとりは制作…
現在、私は福岡市在住で、お盆頃からようやく暑さが和らいだものの、 今年、2017年の夏は、まさに殺人的な暑さでした。 これまでは体感としては、 足元からもわ〜っと暑さがきて、 建物が密集していることもあり、風が抜けないから、 東京の方が暑いと思って…
百貨店の低迷が言われて久しく、確かに私個人としてはほとんど足を運ばないもんなぁ。 とはいえ、仕事で行くことはちょくちょくあり、 それは何かっていうと、撮影用食材の買い出し。 割高になるけれど、見た目もよい(撮影用なので見て選んで買いたいのです…
めんどくさいな〜。 話をしていて、 「もう歳だから」「いい歳だから」 って言い訳、心底苦手だなぁ。 だって、 「そんなことないですよ〜」 って続けないといけないんだもん。 やんないけどね、黙ってるけどね、私。 「そうですよね」と同意しようものなら…
私は、学問とは“真理の追求”と考えています。 一言で学問といっても細分化されているわけですが、 すべての学問の最高峰に位置するものは“哲学”で、 そのすぐ下にあるのが“数学”であり“物理”であると捉えています。 私は小学校2年生で九九を習った頃から、数…
かつては写真や文章を勝手に使われるのはちょっとなぁ、と思っていたのですが、 そんなことに対策を講じても意味ないんじゃないか、 むしろいいことでも悪いことでもがんがん使って(このとき出典元を入れてもらうとうれしい) 拡散してもらった方がいい、 …
私はフリーランスで、どこにも属していなくって、 プロジェクトによってはチームで仕事をするけれど、 だからといってずっと顔を突き合わせるわけではない。 なあなあが好きじゃないってのはあるものの、意識的にそうしているわけではないのだけれど、 そも…
競馬もしなければ宝くじも買わない私。 すべてを一任して運を試すものよりも、 麻雀とか株とか自分で考えた結果が反映されるものの方が断然いい。 それに競馬や宝くじで一攫千金を狙うより、自分で稼ぐ方が早くない? (夢がないのかな?) なので、自分用に…
あ〜、またやっちゃった! 打ち合わせで、出版社のご担当の方、アートダイレクターさんと制作指揮の私とで、 企画の基盤となる共通認識のすり合わせの際のこと。 肝心なことはあらかじめ文書で回していたので、 その上でチェックしておくことや、実際に目で…
1990年半ば、私が影響を受けた雑誌に「ウォールペーパー/Wallpaper」があります。 デザイン&建築を軸にしたライフスタイル誌っていうのかな、それまで縦軸だったのを横軸で切り取る視点がおもしろく、グラフィックデザインをやっている人に譲った号もあるけ…
夏休みまっただ中。 そんななか、夏休みの最後の日に宿題に追われる子ども、ってのがステレオタイプで、 あるべき子どもらしい姿みたいな概念が底辺にはありますが、 果たしてそうかな? (そもそも、子ども=無垢、ってのはまったく違うと思う。 そんな単純…
自分が制作指揮(映画でいうと監督に該当)をとるとき、 責任も負うけれど、裁量を任され、ダイレクション&オーガナイズするのは醍醐味。 デザインを誰にお願いしようか、カメラマンさんどうしようか、といった企画に沿った(かつ、いい意味で裏切ってくれ…
こういうの、他人事だと思っていました。 たしかに、21世紀に入り、出版社に出入りしていると、 台湾、韓国、中国での翻訳版を出す、という話はちょこちょこ耳にしていました。 そうだよね、日本だけを対象にいると、まず日本語人口が減少しているわけで、 …
自分の、自分だけの仕事を作りたいなぁ、そのためにはまずは自分の持っている情報をアウトプット、発信することだなぁ。 できるところから着手しようと、ブログの毎日更新をするようにしたのが2012年春。 それはイギリスの“現在進行形”の“リアル”な食情報(…
何で今まで疑問に思わなかったんだろう? 確かに21世紀に入ってから新聞の定期購読はやめたんだけどさ。 それは、若い女性の「雑誌は重くてかさばるからイヤ」という発言をみたとき。 そりゃそうだよなぁ。 私も海外や日本でも知らない土地に行く場合、 トラ…
書籍では自分から企画を持ち込むこともあるけれど、 雑誌やウェブのパーツなどでは、 ・こうしたらいいんじゃない ・こういうのもあるんじゃない がそのまま、またはそれに端を発して具現化することもそしばしば。 企画って突拍子もないこと、って思いがちだ…
「いちばん最初」「ダントツ1位」とか、 話し言葉としてはついつい使ってしまうのですが、 これ同じ意味の重複表現、なんですよね。 「最初」にはすでに「いちばん」を 「ダントツ」ですでに「1位」の意味を持っているので、 「最初」「ダントツ」だけで、本…
現在、私は福岡市在住で、 ここ3週間ほど30℃超え。最高気温は連日35℃以上という、体温と変わらぬ暑さ! 最近は湿度が低いので、日陰だと一時的にしのげるですが、 それよりも外に出ると体に熱がこもり、 戻ると28℃設定の室内との自分の熱とのギャップが生じ…
いつだったかなぁ、当時高校生の女の子と話していたときのこと。 「文化祭が近いんだー」って言っていて、 ちょうどそのとき、私、その高校の近くにいるスケジュールでしかも時間の余裕もあって、 「へえ〜、行ってみよーかなー」と返したところ、 それは“彼…
出版不況と言われて久しい(この一因は自分たちある、と私は思っていますが)。 現在、私は ・イギリスの食研究家 ・個人事業主や中小企業の発信サポート ・出版物や販促物、ウェブメディアにおける編集や執筆 といった仕事を生業をしていて、キャリアだけみ…