自著『イギリス菓子図鑑』、台湾で翻訳本の出版が決定!
こういうの、他人事だと思っていました。
たしかに、21世紀に入り、出版社に出入りしていると、
台湾、韓国、中国での翻訳版を出す、という話はちょこちょこ耳にしていました。
そうだよね、日本だけを対象にいると、まず日本語人口が減少しているわけで、
その対策のひとつとしては当然であり必然か。
実際に、特に台湾では日本の雑誌や本をたくさん、こんなにも!ってぐらい見るし、
24時間営業の誠品書店ってわくわく満載の本屋コンプレックスもあるし!
そして、それが自分の身に起こるとはねぇ。
先日、自著『イギリス菓子図鑑』を台湾で翻訳本を出してもいいですか?との連絡が!
条件を確認し、二つ返事でOK。
うれしい!ってのもあるんだけど、狐につままれたような不思議な感覚の中にいます。
私は商業出版である以上、ひとりでもたくさんの人の手元に届けたい!ってのがあり、
世界に出してもに恥じない内容だと自負していますから、
こういうのはガンガンお願いしたい!
取り急ぎ要件だけのやりとりになったのですが、
私がどうしても知りたいのは、なぜ『イギリス菓子図鑑』が台湾語版の出版対象に選ばれたのか、その理由。
いくら台湾が親日の国とはいえ、人口は2350万人ちょいと、日本の1/5以下。
日本で出版されているすべての書物が台湾で、ってわけではなく、
セレクトした/されたものが、なわけで、それはリサーチをした上で、ですもんねぇ。
今度、出版社のご担当の方にお目にかかったときにきいてみよう。
思いもよらない意外な理由があったのかもしれません。