書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

政治家や芸能人にとってSNSは仕事、じゃないの?

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Brexitにしろトランプ政権にしろ、

なぜこれらが本流になったのかを検証し、じゃあどうするを検討するのが筋だと思うのだけれど、

いまだにこれらに対して、頭ごなしに否定する風潮は困ったもんだ。

 

こういうに賛同しているのはバカ、

普通に考えたら拒否するのが良識のあるマトモな人間のやること、

って頭で、自分がバカと思われる側に立ちたくないからでしょう、

安全地帯として、さしたる考えもなく
(どうみても自身で熟考したとは思えない、上っ面なあの感じ)、

頭ごなしにBrexit反対、トランプ政権反対の立場をふりかざす人って、なんなんですかね。

(確かにおいおい!なことは多々あるけれど、
 私は正直よくわからない、だから判断するにはもっと知らないとなぁ、なのですが。

 クリントンの方がある意味トランプより危険だし、

 だいたいオバマって何かしましたっけ?って思っています)

 

で、こういう人たちって、坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い、なのか、

やることなすことすべて批判するんですよね〜。

 

 

トランプがツイッターを利用しているのは広く知られるところで、

ある日、コメンテーターだったかMCだったか、そういう立ち位置の人が、

ツイッターやるヒマがあったら仕事しなさい!」って言っていてのけぞりそうになりましたよ。

 

政治家にしろ芸能人にしろ、公の立場にある人にとって、

公式のツイッターやインスタグラムやFBの投稿って立派な仕事の一環じゃないの?

自分が今現在している仕事の報告とか告知とか、これって大事なPR活動じゃないの?

テレビとかラジオとか既存のメディアにいる人が

ネットを下に見ているのがこういうところで垣間見られるんですよね〜。

 

でもって、トランプが短く、平易でわかりやすいテキストで投稿していることに対しても、バカ呼ばわり。

これって明らかに意識的にでしょ? トランプって相当インテリなはずだよ。

そもそも勝因のひとつが、こむずかしい言葉を使わず、誰でも理解できる言葉を選んだところにあるんじゃないの?

 

 

政治的な内容はおいておいて、私はトランプのツイッターは非常に、本当によくできていると思います。

今、何が起こっているのか、何に関心があるのか、たとえそれが目くらましだとしても、よく分かるし、なんせとってもわかりやすい言い回しなので、英語の勉強にもなる。

 

 

“To know your enemy, you must become your enemy.”って言ったのは孫子だったっけな〜。

“The opposition occupies the benches in front of you, but the enemy sits behind you.”って言ったのはチャーチルだったっけな〜。