書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

この状況だもの、宅配便はあきらめて

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書籍の仕事が大詰めで、

本来なら、昨日の金曜日の夕方、色校正が送られてきて、私のところは出版社から遠いので、最短で翌々日着の13(日)着、その日のうちにチェックして、ブック(エディトリアル)デザイナーさんに送り出して、15(火)に届き、16(水)に出版社に戻す予定にしていて、

これ、宅配便が通常通り動くという大前提のギリギリのスケジュール。

 

でもね、10(木)の午後から、ANAが羽田成田で全便発着を取りやめた、ときき、どーやらまずいんじゃないか、台風が首都圏に大きな影響を及ぼしそうなのは12(土)ということで、私の手元に13(日)着は厳しんじゃないか、となり、相談。

 

リスク回避のために、私のところには色校を送ってもらわない、見ないことにし、

色味に関してはデザイナーさんに一任

(なんども仕事してよく知っていて、信頼できるところでよかった!)。

私はPDFで文字校正をして、それを15(火)に渡すことに。

(厳密にいうと、色校というよりはコンセ、みたいなもんだけど)

 

ええと、色校とは、印刷所から、各ページ、こんな感じで刷りますよ、といういわば、試し刷りをチェックすることで、

色と付いているように、色味の確認をします。

文字(テキスト)の校正はその前に終わっているのが望ましく、でもまあ、そうはなかなかいかず、最終的な文字校正といった役割も担います。

 

 

本来なら13(日)の夕方には文字校正を終わらせ、色校紙に書き込み、それを送り出して、校正は終了(その後、修正チェックはあるけれど)となる予定が、

15(火)の朝までに文字校正を送るとなった、ってことは文字校正に充てられる時間が、1日半ぐらい増えた、ってこと。

 

ありがたい!

チェックしてもチェックしても、ではありますが、今回は体調不良でなかなか思うようにできなく、最後の最後にラストスパートをかけている状況で、その時間がのびたってことだから。

 

なもんで、三連休はこもって校正三昧です。