商業出版である以上、売れてナンボだと思うのよね
2018年5月8日に発売になった『グラス・スイーツ・バリエーション』。
グラス・スイーツとはアイスクリームやソルベをメインにデザートに仕上げたもの。
本書は、プロの技術でパフェ/ヴェリーヌを進化させたグラス・スイーツの本です。 (そう、グラス・スイーツのグラスとは、器のglassと、アイスクリームのglacéをかけています)
今年の夏はとにかく暑くって、となると、欲しくなるのは実はアイスクリームではないんですよね。氷そのものだったりする。
なので、暑い夏が過ぎ去った、今からがグラス・スイーツにふさわしいシーズンなんじゃないかな〜、と思っています。
先日、この『グラス・スイーツ・バリエーション』の監修をしていただいた、
横浜・たまプラーザの洋菓子店「ベルグの4月」を取材・撮影以来、久々に訪問しました。
おっ、『グラス・スイーツ・バリエーション』の告知をドン!としていただき、うれしい限り!
しかも、2010年発刊の『アントルメ・グラッセの技法』も一緒にディスプレイしてあるじゃないの! 感激!
本を作った後は売る、という行為があるわけで、
でも誰でも彼でも買って欲しい、と思っているわけではなくって、
こんな本が欲しいな、と思う人に届けたいんですよね。
なので、監修をいただいたお菓子屋さんでの販売というのは、
そこにやって来るのは、特に「ベルグの4月」のような開業30周年を迎えた店舗だと、
近所のおなじみの方&ファンの人が多いだろうから、
そういう方々にストレートに告知ができるのは、いいな、なのです。
これはお菓子屋さんだからこそ、できること。
制作の立場としては、今は知らないかもしれないけれど、知ればおもしろがってくれる人に、
そんな人にまずは「こんな本がありますよ」というメッセージを届けたくって、
そういう方々がどこにいるのかな、どうやったら伝えられるかな、を考えながら、
実践していくのが課題だなぁ、と思っています。
でもって、売れる、というのは読者の方からの評価のひとつであって、
それがなければ次につながらない、とも思っているんですよね。