書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

仕事について

仕事に鍛えられているんだよね

9月発売の食書籍が、昨日校了しました。 校了とは、制作サイドで最終チェックをし、データを完全なものにアップデイトし (厳密には、色味は印刷所に補正、調整をお願いすることもあります。 デザイン、文字に関してはこれで印刷してください!の状態に持っ…

どっと安心が押し寄せた、んだろーな

昨日夕方、9月発売の食書籍の色味のチェックをした試し刷りを出版社に送り出しました。 (現在私の住んでいるところから出版社のある東京への宅配便着が最短で翌々日なのです。。。 仕方ないし、これ以上の便利さは望んでいないけれど、不便だなぁ) このプ…

楽しい、うれしい、気持ちで仕事を終わるための場

7月に発刊された『ドイツ菓子図鑑』の打ち上げと、 『ドイツパン大全』(昨年発刊)のグルマン世界料理本大賞・パン部門グランプリおよびドイツ観光功労賞を受賞したお祝いを兼ねて、 制作陣で食事へ。 どちらの本も同じ制作チームによるもの。 著者・監修の…

安心して! 休みは休みでとってください

おつきあいのある出版社編集部の方とのやりとりの中で、申し訳なさそうに 「8月11日(土)〜19日(日)は社全体で夏季休暇です」と。 そーよねー、一斉に休む方が休みはとりやすいもんね。 「メールは確認できるので、何かあればどうぞ」 気遣ってもらってい…

ここで気を抜いちゃダメなのよ

1カ月後に迫った、食書籍の刊行 (制作指揮/編集統括という立場で、5, 7, 9月と隔月刊で食書籍刊行って、なかなかハードだなぁ、って感じたけれど、まあ、大丈夫でしょう、と思ったら、本当に大丈夫になるものなのね)。 昨日、文字、写真をデザインに落とし…

身近な人ほど、ちゃんときちんと褒めるっていいなぁ

現在、進めている9月発売の食書籍の仕事で、 著者・監修の方とのやりとりを連日のように行っています。 っと、厳密には取材&撮影時、そして内容確認時には窓口の方がいらっしゃるので、 最重要事項以外は、窓口の方々とやりとりをしています。 この窓口の方…

時間管理ってむずかしいんだな、を身をもって実感

そうか〜、今もそうなのか〜。 現在、9月発売の食書籍制作を進めている日々で、 ほぼ完全データ(文字も写真もデザインもすべて組んで、印刷屋さんに渡す)を週明けに渡す状況まできました。 ふぅ〜。 その後、印刷屋さんからこんな風に刷り上がりますよ、と…

打ち上げをしましょうね!を合い言葉に

お友達ごっこ、とか、馴れ合い、とか、が好きじゃないので、 仕事関係の人とつるむ、ってことはあんまりない。 ただ、仕事とプライベートはかっきり分ける!と思っているわけではないので、 たまにはごはんでも食べましょうか、ってこともあれば、 そのとき…

そういうのって伝わるから

こちらの気が回らなかったこともあり、指摘され、あ〜、そうだな、と。 そこで、やっぱりなぁ、と感じたのは、 長く人気のある会社というのは、お客さんもだけれど、スタッフも大事にしているんだなぁ。 あのお店もそうだった、このお店もそうだった。 雑誌…

大変自慢ではなく、未来の自分を鼓舞させるために(言い訳)

9月発売の食書籍に向けて、怒濤の原稿ラッシュ。 昨日は2万字! 400字詰め原稿用紙にして50枚だっ! おまけにページ構成をしながらなので、ものすごおおく仕事をした気分(笑)。 一昨日も、昨日分よりやや複雑なページ構成をしつつ1万字近い原稿を書き、 2…

もやもやが残っても“学びはある”と思うことにしよう

私のやっている仕事のひとつにイギリスの食研究家/エキスパートってのがあり、 ときどき情報提供だったり、企画参加だったりの依頼が来ます。 ファーストコンタクトは、公開していることもあってメール、ときどきメッセンジャーもあります (最初にメッセン…

ただただ淡々と、が心の平静を与えてくれる

めまいと吐き気を伴った大きな気象病が2回も襲うわ、 あーでもないこーでもないと、ひとり頭の中の熟成になかなか時間がかかり、 私の思い描いていた予定より1週間以上遅れてのろのろ進行している、 9月上旬発刊の食書籍企画。 仕事は遅い方じゃない。 むし…

文章は誰でも書けるけれど誰にでも書けるわけではない

むすかしい。 うんうん、唸りながらテキスト原稿を上げる(それだけじゃないけど、、、だから時間がかかる)日々が続いております。 ふわっとした当たり障りのない文章を書くのはむずかしくないし、 意外に思われるかも知れないけれど、難解そうな文章を書く…

これ、やりたい! やりたい! やりたい!

現実するかしないか、仕事になるかならないかはまったく未知数だけれど、 私自身はすっかりやる気満々で、とにかくやりたい!やりたい!な企画が浮上してきて、 すっかり心を奪われてしまっています。 企画が通ったら通ったらで、大変なのは目に見えているけ…

蒔いた種を大事に育てていきたいな

会っておきたいなぁ、という方がいらして、 日帰りこそできるものの、よし!という決意でもって行く距離で、 でも、今年に入ってからは5月上旬から隔月で3冊の食書籍の発刊が控えていて、 心も頭も体もずっと縛られていて、 6月中ば、目の前の課題はあと1冊…

私を奮い立たせるもの

嫌な目に遭ったり、理不尽な仕打ちをされたり、 これは人と関わる以上避けては通れないもの。 それをバネに、っていうけど、本当かな? 私が私を奮い立たせるもの。 それは、あのときあんなに頑張れたじゃない、だなぁ。 そのときの自分のレベル以上のことを…

アウトプットして初めてやりたいことが可視化できる

実は、でも、ないけれど、私は読み書きが得意でなく、 これは外国語だけでなく、母国語の日本語でも同じ。 言語化&可視化する能力はあるのかもしれないけれど、 言語化&可視化するに至るプロセスを積極的に行うのが得意でないのかも。 なのであらかじめ企…

実のところ、やらないを決めることだったりする

自分の仕事のこれまでとこれからを整理しておりまして。 自分のことは自分がいちばんわかっていない、わかっていても判断しづらい、ので、 第3者にも入ってもらい、するとワンクッションおくせいか、サクサク進む。 そこでつくづく思ったのが、 結果としてい…

名前のつけ方って思っている以上に大事なんじゃないかな

すぐにそう感じたんだけれど、すぐに口にするにはあまりに不謹慎かな、と。 その後もずっとそうじゃないか、って感じ続けていました。 今年、2018年4月20日にアヴィーチーの死を聞いたとき、 とっさに思い出したのが、ニルヴァーナのカート・コヴァーンの死…

新しいことにすぐに心を奪われるので

出張があると、出張だけじゃないけれど、移動があると移動先にはすぐになれるのに、 戻った時にもとの生活リズムに戻すのに時間を、不在にしていたのと同じぐらい時間を要する、のは困ったもんだ! しかも、企画を練っていたらひとりで盛り上がり、そっちに…

のけぞりそうになるのは、当事者でも左側の人たちが多いから

私の仕事でいちばんキャリアがあり、現状いちばんマネタイズできているのは、 (書籍などおもに紙媒体の)編集、です。 編集、といっても???な方が大半なので、映画でいうと監督。 コンセプトを作り方向性を決め、共有し、具現化していくのが仕事です。 …

情報や知識、企画はタダじゃない、って話

先日、某出版社から支払明細書が届き、 一瞬、なんだろう?と思ったら、先日ちょっとだけ協力した(ほどでもなかったりするので、却って申し訳ないくらい)案件の支払いでした。 まとも(と私には思える)な場合は、仕事の打診をいただく時点で謝礼など条件…

うんうん唸って、少しずつ

本にはジャンルのほかにいろんなタイプがあって、 定型があってそれにはめていくものとか、コンセプトがデザイン含め明確なものとか、コンセプトははっきりしているのだけれど具体的に落とし込むためにそのたびごとにあれやこれやすり合わせながら進めるもの…

その人の資質にもよるんだろうけど

ひと回り若い人たちと仕事をしており、これが刺激的! 仕事に対する姿勢も考え方も。 ひと言でいうと、真摯、っていうのかな。 対等にいろいろ意見を交換できるのもありがたい。 もとはといえば、向こうは声をかけてもらって始まったプロジェクトだけれど、 …

怒濤の1週間が終わった!

先々週の木曜日だったか金曜日だったかから始まり、先週いっぱいは 怒濤の1週間でした。 忙しい、わけではなく、重なるときは重なる、んですよねぇ。 ・7月頭発売の書籍の印刷所にデータを渡す前の校正 ・9月頭発売の書籍の撮影&取材 がもろにかぶり、しか…

書籍進行のメイキングを開示する仕組みを作りたいなぁ

GW明けを皮切りに、隔月刊で発行される3冊の食書籍の制作指揮/編集統括の日々です。 7月上旬に発売予定の書籍制作がようやく峠を越えたところです。 作業自体はまだまだ続くのですが、あとは校正をがんばっていくのみで、 ということはページ構成が終わり、…

軸がないとやりようがないんだよなぁ

これだけじゃないよなぁ。 何をするか、も大事だけれど、そのためにはまずは、なぜこれをするか、ってものがないとやりようがないのだけれど。 gendai.ismedia.jp イメージ先行、コアなし ってことは、言葉を変えると理念がない、ってことなのよね。 何をす…

ひとり会議で企画をもむ

こういうのあるといいな、ああいうのどうかな。 企画の発端は日常の中にあふれていて、そういえば世の中にないけれどあるといい(便利)だなぁ、が基準です。 それを会話のなかで提案することもあれば、 企画書を書いてから打診することもある。 会話のなか…

同じ土俵に立つ以上、遠慮は要らない

GW明けを筆頭に隔月で3冊の食書籍の刊行を控えています。 この3冊のうち最後に出る書籍の撮影がいよいよ始まりました。 これがほぼ初めましての方揃い(もしくはごぶさたです)。 私が東京から遠く離れていることもあり、 それまでやりとりはあったものの、 …

新しい人、新しい仕事にワクワク

GW明けを皮切りに、隔月刊で食書籍の出版が3冊続き、 ということは、制作は絶賛進行中、な日々です。 その3冊のうちの最後、9月頭発行の書籍の撮影がいよいよ始まりました。 制作チームは、ものすごく久しぶりなカメラマンさん、そして初めましての方々。 み…