書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

軸がないとやりようがないんだよなぁ

f:id:ricorice:20180516022231j:plain

 

これだけじゃないよなぁ。

何をするか、も大事だけれど、そのためにはまずは、なぜこれをするか、ってものがないとやりようがないのだけれど。

gendai.ismedia.jp

 

イメージ先行、コアなし

ってことは、言葉を変えると理念がない、ってことなのよね。

何をするかは、それを具現化するための手段であって、まず“こうしたい”があってはじめて考えること、だと私は思ってるんだけれど。。。

 

 

雑誌の企画で、取材先やスタッフに理念を共有するために、まずは企画書をください、媒体概要をください、と依頼先に伝えたら「そんなものはありません。要りますか?」と言われて、腰が抜けるほど驚いたことがあります。

お題だけ伝えられても、なぜそれをお題にしたかが分からないとこちらも対応しようがないし、取材先にもスタッフにも依頼も説明もできない。

(そしてそういう人に限って、渡したものに対して、こーじゃない、あーじゃない、と言う。

 だからぁ、最初に“何をやりたいのか”って訊いてるじゃん!って話)

 

 

大なり小なり、そうこと多い。

理念なくして、策ばっかり練ってもなぁ。