書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ディレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

仕事について

修業で時間をムダにしなくてもいい

10年ぐらい前だったか、テレビで安藤忠雄建築研究所に密着する番組がありました。 (私は、生き物としての安藤忠雄が大好きなのです!) もともと建築に興味があり(今もですが)、そのときに思ったこと。 「自分が建築家、自分の名前で作品を世に問う建築家…

直接会ったりしないからこそ

インターネット、メールやメッセンジャーのおかげで直接会うどころか、話をしなくても仕事ができるようになりました。 何でもないことで電話をしてきたり、資料を渡すとかでいちいち呼びつける人がいるけれど(マウンティングなのでしょう)、もうね、勘弁し…

たまには座学もいいもんです

机に座って学習するタイプでない私。 なかなか自分からそういう機会を求めて、ってことがないので、案内をいただけると、 「たまにはこういうものに参加するか!」 といった気持ちになります。 そんなわけで、2月17日(金) 西日本シティ銀行、NCBリサーチ&…

時代が変われば評価も変わる!

忘れもしません、私が自分のコンピュータを手に入れたのは1995年。 マッキントッシュがモデムを搭載したマシンを販売する、というので、 インターネットすごい! こんな画期的なことってあったかしら!と熱にうかされたような状態だった私は、待ってました!…

まずは一歩踏み出すこと、これだけで半分やったも同じ

イギリスの食についての仕事で、私のもうひとつのブログ「イギリスの食、イギリスの料理&菓子」(の記事)をうろうろしているときにぶつかったタイトルがこれ。 デリア・スミス曰く「本を眺めているだけでは料理の腕は上達しない」 ricorice.exblog.jp デリ…

“何となく”の予備軍をどう取りこむか

2017年2月12日(日)、主催の日本政策金融公庫さん主催の、 「移住 × 起業・就農フォーラム in Fukuoka」(福岡市)に参加しました。 目玉として講演やパネルディスカッションがあったのですが、メインは移住 × 起業・就農を誘うための各県や市のブース。 そ…

すかしたオシャレは、もう要らない

2017年2月12日(日)、主催の日本政策金融公庫さん主催の、 「移住 × 起業・就農フォーラム in Fukuoka」(福岡市)に参加したときのこと(↓)。 ricorice.hatenablog.com ここでは、講演やパネルディスカッションもありました(なかなかにおもしろかったで…

何がきっかけになるかわからないから

先日、2017年2月12日(日)、主催の日本政策金融公庫さんにご案内いただき、 福岡市で開催された「移住 × 起業・就農フォーラム in Fukuoka」に参加しました。 んっ? あなたはすでに移住していて、自営でずっとやってるじゃない。 確かにそうです。 別段、…

新しい名刺が届いたよっ!

来た〜〜〜っ! しばらくはこちらで邁進します。 これまでの経緯などはこちら(↓)。 ricorice.hatenablog.com ricorice.hatenablog.com ricorice.hatenablog.com

なんといってもよく眠るので

多分、1日8時間は寝ていると思います、私。 しかも眠りが深い。 眠れない、ってことがなくって。。。 6時間睡眠が続いたりすると、それを補うように、 後日どかんと眠ったりもします。 これから体が変わっていけばまた変わるのでしょうが、 これはもう変えら…

心がすさむ一歩手前で台所に立つ

家事は好きじゃないし、何より片付けが大の苦手。 断捨離とかていねいな暮らしとはとはほど遠く、 ただ、その一方で、あまりにだらしない生活をしているとそれが仕事にも反映されるように思えるのも事実。 私の場合、そのリトマス試験紙が“食べること”。 取…

看板を掲げる効果は、想像以上に大きい

メディア、書籍とか雑誌とかの紙媒体の仕事が長い私。 これ、表に出ない裏方の仕事です。 記名記事を書くこともあるけれど、だからといってそこに注意をはらう人はほとんどいないだろうし(文責ってことです。名前が呼び水になるのは有名人であって意味合い…

新しい名刺、完成!

昨年末からとりかかっていた、新しい名刺作り。 ようやくデザインが完成し、あとは印刷!という状況までこぎ着けることができました。 現状、私が使っている名刺は表面に肩書きと連絡先を入れていて、 肩書きのひとつ“イギリスの食研究家”が相当珍しいようで…

“女性のための”って本当に女性のためになるの?

いちいち性別をつける風潮に首を傾げたくなるのは私だけでしょうか? ricorice.hatenablog.com “女性のための”と銘打ったビジネス塾があったり、優遇制度が導入されているとこもあるとかないとか聞くけれど、 これって本当に“女性のため”になるのかなぁ? (…

「アルネ」のこと

イラストレーターの大橋歩さんが自分メディアとして出された雑誌「アルネ」が創刊されたときのことはよく覚えています。 イギリスから帰国して、実家に3カ月ほどリハビリでいて、そのあと再度東京で暮らし始め、1年ほど経った頃でした。 なんでよく覚えてい…

東京と地方のビジネスコミュニケーションはまったく違う!

そういうもんだ、と思っていますし、どっちがいい/悪いでは、もちろんありません。 このことを、どうぞ最初にご了承ください。 私は5年前に、それまで20年以上暮らし、そして腰を据えた仕事は東京以外ではしたことがなく(もちろん、地方とも海外ともやりと…

もう迷わない! かぎかっこはこうやって使う

タイミングって重なるもので、 仕事上でそういう質問を受け、また自分の実績を整理する必要があり、で こういうことって困惑する人が多いんだな〜、と感じたこと。 それは表記の仕方。 書き出したらきりがないのですが、今回は “かぎかっこ” について。 「」…

誰かの評価なんて、要らない!

例えば映画、例えば飲食店、例えば商品。 「誰々さんおすすめ!」とか「○○で取り上げられました!」とか「△△に掲載されました!」 これを大々的に掲げられると、一気に興味が失せるのは私だけでしょうか? だって、その評価基準は当事者でなければ、私でもな…

とにかく一心不乱に書く、まずはそこから

仕事としてライティングをするとき。 書くことそのものは、全体のごくわずかな割合で(↓)、それ以外のことに大半の時間を割きます。 ricorice.hatenablog.comでは、果たして書くときに、どうやって文字を紡ぎ出しているか。 ・熟考しながら書く ・安定した…

“どう見せるか”が“どう見られるか”につながる

先日、たまにやる整理ってものをしていたとき(私は整理整頓が大の苦手です。やること自体が、ストレスになるので最低限しかやらない。自分ではどこに何があるのか目星がつくので、第三者に片付けてもらうと、かえって混乱するし)。 そうそう!と出てきたの…

いつもフラットな状態でいたい

私の仕事のひとつは、イギリスの食についてのこと。 具体的には、寄稿や監修、講義などをし、名刺にも当然入れています。 するとですね、 「イギリスぅ? そんな国の食って? ごはんおいしくないんでしょ?」 といぶかしんでくる人が、大半。半笑いしたり、…

警告! 開店休業のブログはソッコーで閉じなさい!

大手企業の場合、こういうことは専門の部署があったり、なかったとしてもアウトソーシングしたりできるのだけれど、中小企業や個人事業主となると事情が変わります。 そこで、ITプランナーとかコンサルタントといった肩書きの人が、 「(ブログとかFBとかイ…

ヘッドラインに偽りなし! 超実用的編集デザイン

紙媒体というと、とかく出版社や新聞社から出すもの、と思いがちですが、 フリーペーパーだって、ショップのカタログだって、社内報だって、紙を利用した媒体。 これ、ページが増え、厚みが増せば増すほど、ポスターやパッケージデザインとは違う “ボリュー…

もう“受け身”を掲げる時代じゃないよね〜

“選ばれる”とか“愛される”という言葉がキャッチコピーに入っている宣伝文句を見ることが多いけれど、これ、もはや違うんじゃないかな〜、って感じています。 結果として“選ばれる” “愛される”状態になるだけで、 最初から“選ばれる” “愛される”のが目的なの…

テレビとスマホはセットで使う!

現役高校生を眺めていて気づいたこと。 テレビを観た後って、こんなことしてんのかぁ〜。 テレビを観る ↓ 友だちとラインで盛り上がる ツイッター(ほか)でいろんな人の感想をチェックし、それも楽しむ “友だちとラインで盛り上がる”ってのは想像できたけれ…

いいことの偶然が連鎖する

例えて言うとニュースがわかりやすく、ハッピーな内容よりも負のものの方が圧倒的に多い。 その方がインパクトがあって印象に残るってのもあるんだけれど。 負のスパイラルと同じように、正のスパイラルもある、気がします、私。 私は自分はついている、自分…

編集者がいない!から見えること

イギリスの食研究とか、情報発信のサポート(アドバイス)とかもやっているけれど、私のキャリアのなかで一番長く、かつ今も続けているのが 編集者 という仕事です。 でもね、編集者(長)って仕事って、すごおくイメージしにくいんじゃないかって感じます。…

アルファベット表記でピタッとくる名前が大事になる

私はモダン建築が好きです。 夢見るコンクリート、夢見る近未来。 英語ではbrutal buildingsと呼ばれますが、私自身は、brutal is beautifulという解釈です。 こっちは私の仕事のメインではないので、積極的にビシバシといかないものの、昔はル・コルビュジ…

かくして、ルミ子に刺激を受ける!

子どもの頃は思いっきりテレビっ子だったんだけどねぇ〜。 大学入学で上京して以降、テレビはあったりなかったり。 なんでもそうだけど、あったらあったで、なければないで、どうしても欲しくなればそのときに、というスタンスなので、自分でテレビを買った…

新しい名刺作りに着手!

そろそろ切れることもあり、名刺を作んないとなぁ〜(↓) ricorice.hatenablog.com で、ようやく着手。 といっても、私が作るわけじゃない。 ざっとしたやりとりを経て、打ち合わせをしたとこです。 こーゆーの、デザイナーに発注するって思うでしょ? 違う…

イギリスの2016年クリスマスシーズンは本が好調!

出版、紙媒体が不況なのは、別段日本に限ったことではありません。 イギリスとて同じこと(私はイギリスの食が専門なので、情報は常に向き合っているのです)。 そんななか、2016年のクリスマスシーズンはここ10年で本が一番よく売れた、とのレポートが(↓)…

日本の食品や料理って本当においしいの?

ここのところ、毎年秋に滞在するのが通例となった私の渡英。 イギリスの食の最前線とリアルな状況をチェックするので、人に会ったり講義やイベントに出向いたり、そして現地でいろいろなものを食べたりします。 そして、イギリスに行って最初の(まともな?…

いいじゃない! 1月2日の年賀状配達の中止

人って勝手だなぁ、と思うと同時に、こういうところを許容するところから始めましょうよ、って気分になっちゃいました。 テレビやラジオが特別番組から通常番組へと以降し、ようやく日常へと戻る今日この頃。 “お正月こう過ごしました”みたいな他愛ない話が…

これってフェアじゃないんじゃない?

2016年の年末に報道されたニュース(↓)。 www.nikkei.com そりゃそーだろー。だって、本当に雑誌買わなくなったもん! 私のようにメディアに関わっている人間ですら、数年前は月に1万円は使っていたけれど、今や、だもんなぁ。 でね、上記のニュースを眺め…

書くことのマッシュアップってあんのかな?

キュレーションサイトの1円ライター問題(↓)。 ricorice.hatenablog.com はっと気づいたこと。 そういえば映画だって音楽だってふんできた道よねぇ。 パクリなのか、コラージュやマッシュアップになるのかの境目って、作品として昇華させられるかどうか、な…

人が財産、だなぁ

もうひとつのブログは約10年やっていて、こっちは専門であり、ライフワークであるイギリスの食についてのことですが(↓)、 ricorice.exblog.jp ・そもそも私がメディアで編集とかディレクションとかライティングとかの仕事をしていること、 ・ブログがきっ…

自分の本を出したら何が起こったか?

2016年も終わり、ということで、今年、別ブログ(このブログを開設する前から続けている、もうひとつのブログ(↓))でよく読まれた記事を再掲載します。 ricorice.exblog.jp※時制のみ、現在に調整していいます。 ******** (2016年3月21日(月)) …

“ちょうだい”攻撃とどう向き合うか

2016年も終わり、ということで、今年、別ブログ(このブログを開設する前から続けている、もうひとつのブログ(↓))でよく読まれた記事を再掲載します。 ricorice.exblog.jp※時制のみ、現在に調整していいます。 ******** (2016年2月26日(金)) …

自分の本を出したい人に、圧倒的に足りないこと

腐っても書籍、といったところでしょうか。 出版不況がささやかれ、随分と歳月が経ちますが、それでも本、自分の本というのは魅惑的な響きがあるようです。 その理由をひと言でいうと“箔がつく”。水戸黄門の印籠のごとく、自分のステージを上げる恰好の材料…

1円ライターは1円ライターのままだよ

これ、思わず私が言い放った言葉。 人と会っていて例の1円ライターに話題がのぼったときのこと。 bylines.news.yahoo.co.jp どういうことか。 例えば、レストラン評論家になりたいとします。 でも、ファインダイニングは当然高いですよね。おまけにそれなり…

たかがワンコインを惜しむな!

フリーランスで仕事をしていると、いろんな仕事を受けます。 内容ではなくタイプで大きく分けると、 丸請けする大きなプロジェクト ある一部分を引き受ける となります。 具体的に言うと、それぞれ 本1冊を制作/プロジェクトのディレクション 雑誌のいち企…

ただいま「離席中」です

仕事の約束が一日複数入っていて外に出ているとき。 空き時間がなく、うまい具合にスケジュールが決まっていることは稀で、 たいがい、30分、1〜2時間、時間があきます。 その間に個人的な用事(役所や銀行に行くとかちょっとした買い物とか)を済ませたり、…

フライデーの増刊号かと思った。。。

2000〜2001年に日本を離れてイギリスに住んでいたときに、それまで固定だった祝日が可能なものが移動祝祭日とされ、ハッピー・マンデーになり、つまり三連休が一気に増えました(ハッピー・マンデーときくと、ショーン・ライダーとかベズとかを思い出してし…

うれしい知らせは突然やってくる

これがいいことなのか悪いことなのか、正しいことなのかそうでないのかわからないのですが、いわゆる営業らしい営業をしたことってほとんどないんですよね。 誰かいない? 人を探している、と知り合い、はたまた知り合いの知り合いから声をかけてもらうこと…

だからぁ、ライターの仕事の大半は書くことじゃないんだってば

ライターにまつわる世間の大きな勘違い3つ。 ・好きなことを書く ・自己表現できる ・書くのが仕事 すべて違いますっ! ・好きなことを書く 違います。 雑誌にしろ、ウェブにしろ、テーマが決まっています。テーマに即したものを客観性をもって書くのがライ…

いちいち性別をつけなくてもよろしい

私はリベラルな考え方をする(と本人は思っている)ので、 男性と女性では生物としては別ものだけれど、社会的存在としてはほぼ同じかな〜と思っています。 日本社会もうわべでは社会的性差をなくしましょう、みたいな風潮になっているけれど、本音はまった…

失敗そのものよりもそのあとの対応が重要

私はおっちょこちょいです。 気をつけている(つもり)なのに、よくやるのが、メールの相手の名前間違い。 内容の似通った(まったく同じ、ってことはないのですが)メールを送るとき、前に送ったメールをひな形に修正を加えて、内容を整えるのですが、つい…

作品そのもので“いい!”と思えるのは素敵なこと

先日、打ち合わせの席でのこと。 ある類書を眺めているときに話が脇道にそれ、その場にいた方が、こんなことを言い出しました。 「こないだ、ときどき立ち寄るロックバーに行ったんですよ〜。『○○』って曲がかかって、その店にあるレコードは限定盤で、珍し…

講座では、参加しないと得られない“体験”を共有したい

先日、2016年12月4日(日)、私の仕事のひとつ、イギリスの食研究家として、 イギリス菓子講座“知る! 食べる! イギリス菓子っておいしい 〜クリスマス編〜” @重要文化財 旧下関英国領事館 で講師をつとめました。 満員御礼! ありがたいことです。 ricori…

とんでもないことでございます

以下、グチ。読まなくていいです。 この言葉、耳にすると、どこかに、ほんの少し反抗したい気持ちがむくむくとわき上がるのです。 とんでもございません これ、2007年には文化審議会の「敬語の指針」により、敬語として問題ない、と認められています。 日本…