書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

後回しにしない、ってことかな

f:id:ricorice:20190226144833j:plain


フリーランスは関係ない、と思いきや、やっぱり関係あるんです。

なぜなら、発注主は会社や組織が大半で、ということは、週末や休日は休み、ということは、よほどのことがない限り、連絡がこないのです。

 

やりとり、って仕事で占める比率が高い。

それが週末や休日は、ない、となると、自分の中で時間のやりくりがしやすいので、菓子や料理の試作をしています

(私はイギリスの食研究家という面もあり、あれやこれや実践しているのです)。

 

試作に際しては、当然、材料が必要です。

野菜や肉、そのまま保存しておけばいい、スパイス類や小麦粉などは、普段の食事でも応用しやすいのですが、基本食材ではない、彩りを添える役割のハーブとかアンチョビとかケイパーとかは、瓶ものであればそのまま冷蔵庫、ハーブは冷凍庫、で頃合いを見て使っていました。

 

 

悪くないんですよ。

なんせ、私は、作りおきおかずとかできなくって、そのときに食べたいものを食べたいので、そういう気分が巡ってきたら、いったん保存していたものを使っていたので。

 

でもね、ストックするにはスペースが必要だし、それが多くなると奥に押しやられて忘れそうになるし、やっぱり劣化しちゃうんですよね。

 

 

先日、ミントが余ったので、いつものように冷凍させようと思ったのだけれど、ふと口の中をさっぱりさせたいな、と思い、そうだ!とミントティーに。

アンチョビが余ったとき、何食べようかな〜、と思ったときに(さすがに、いつもいつもあれ食べたい!これ食べたい!ではないので)、そうだ!とキャベツの外葉とアーモンドと合わせて、パスタに。

 

冷蔵や冷凍に頼って、つい後で!になっていたのだけれど、ほかに選択肢がなかったときに活用して、早めに使いこなすと、すっきり!

全体がばっちり見渡せるすっきりしたスペースを見ると、気持ちもすっきりして、いいな。

 

 

“おかたし”をする一方で、その根源である、ためない体質にする。

そのためには、後回しにしない、ってことかな。