睡眠が最大のリセット方法
6月下旬から、ライフワークであるイギリスの食、
お菓子に特化して、工房をお借りして、製造・販売を、隔週末に行なっています(↓)。
何度か所用で実施できないこともありましたが、なんとか継続しています。
4カ月経ち、ある程度要領がわかり、何より試作や仕込みなどの準備がスムーズにできるようになりました。
ではあるのですが、終わったときはいつも放心状態。
いや、体力的な疲れ、がなくはないのですが、それよりも、張りつめていた神経が一気にとかれる、から、なんですよね。
プライベートで自分で食べたり誰かに差し上げたり、とは訳が違う、
お金をいただいて提供するので、作るときは神経を使います。
焼きが強いと、商品として出せないので、作り直したりもしますし、
カップケーキやタルトレットなどは、
プライベートなら、適当に分けて作るのですが、重さを計って均一化する、
その上で見た目が同じに見えるよう、微調整する、
なんてことをするわけです。
そして、当日、お客さまが来てくださるか、受け入れてくださるか、
も毎回ドキドキするのです。
いつもは企画を練ったり本を作ったり、取材したり文章を書いたりの仕事が多いので、
これらとはまったく違う神経を使うんですよね。
なので、終わったときは、解き放たれた気分になります。
これも、疲れ、といえば疲れ、なんだけれど。
この状態から回復するために、泥のように眠ります。
よっぽど切羽詰まった状況でなければ、よく月曜日はリセットにあてる、といった具合。
眠ることで、十分に体と神経が休まり、回復できる、ってのが自分でよくわかる。
眠いから眠るというよりも、治癒のため、といったところかな。