つきあいのある(若い)人たちの活躍はうれしい
私は一見とっつきやすいし(見下されやすいのは、それが理由のひとつだと思う)、
素直というかオープンマインドな方だと思うのですが、
でも核の部分(本音、とは違うんだよね)は見せない。
親しい人には見せるか、というと、
そもそも人とそこまで深く親しくならないかもなぁ。
なので、人間関係が一見ウェットに見えて相当ドライ、だと思う。
深入りしないし、追わないし。
一定以上にべたっと来られると、ピシャリとやり返すので、びっくりされるとも思う。
仕事でつきあいのある人ともベタベタした人間関係はない。
内輪で盛り上がる、みたいなの、心底苦手だし。
なので、親しいとかでは全然ないし、プライヴェートでのつきあいもないのだけれど、
それでも、仕事で関わりのある、特に若い方の活躍は、うれしい。ただただ本当に素直にうれしい。
たとえば受賞とか、大きな仕事をしたとか、そういう報告をもらえるとありがたいなぁ、と思う。
よかったね! おめでとう!の言葉もきちんと伝える。
(気持ちは言葉にしないとわからない、(それでも伝わらないときも多い)と思うので)
自分の仕事は自分の仕事でするとして、
彼らと一緒に仕事をするときは、こちらを押しつけないようにする。
何か訊かれたら答えるけれど、アドバイス的なことはしない。
するほどのものは私にはないし、むしろ、彼らの姿勢から学ぶものの方が大きいもの。
私の若い人たちの活躍がいいなぁ、と思うのは、彼らは虚勢を張らないからかもしれない。
必要以上に自分を大きく見せず、自然体で仕事に向かっていて、
その姿を垣間見るから、活躍している姿を、素直にうれしく思うのかもしれない。
おもしろいのは、私は自分のことはよくわからないので、
何かあっても喜びよりも、戸惑いの方が前面に出てしまうのに
(もっとも何かあっても、ほめられることも、喜ばれることも、ほとんどなく、それ以前に関心すら持たれないのだけれど)、
人のことの方が素直にうれしいと思うのも不思議。
若い人が活躍していることで、未来は明るいなぁ、と思うからかもしれないね。