文面に感情をのせるむずかしさ
企画でそれとなく相談を持ちかけられていて、
それについては私自身考えているところもあり、
同時に問題点やそれについての改善策もみえていて、
きちんとお返事したいのですが、
文字にするとどうにもきつくなり、相手を否定するように捉えかねられないので、
至急案件でないのを理由に、次に会うときにちゃんと話をしようと思っています。
仕事でやりとりのある方に「もしかしてご存知かも」と
極めて個人的なことをうかがったら、
とても心温まるていねいなメールの返信がきて、
じ〜んとしてしまった。
同時に、顔が見えない分、メールってむずかしいな、とつくづく。
ていねい過ぎると慇懃無礼になるし、
箇条書きが過ぎるとあまりにそっけない、
ちゃんと説明しようとするとムダに長くなるし。
昨今は、会ったことがないどころか、話したこともない、
メールやメッセンジャー、SMSなど文面のやりとりですべてすませてしまうこともざらで
(これ、助かる! いちいち電話されるのは、日常の小さなテロに思える)、
実際に会った時に文面とのギャップに驚くこともある。
5W2Hを踏まえた内容をきちんと知らせるのとは別に、感情を伝えるってむずかしい。
こういうの相手との関係性によるし、内容によるし、やりとりの頻度にもよるし、
一概にどうこう言えないしね。
そう考えると、年齢が低くなればなるほど、うまいなぁ、と思う。
デジタルネイティブの強みで、コミュニケーション能力が、ほんと高いなぁ。
文面で自分の感情を、親しい人、仕事絡みの人、状況に応じて柔軟に使い分けているもの。