書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

嫌なものは嫌なのよ

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テレビを置いていないので、ラジオを流している時間が長い。

基本、AMでときどきBBC

 

AMラジオのアナウンサーの声質や話し方は、安心できる。

テレビもある局は視覚に重きを置いていることがよくわかる。

 

声だけが頼りのメディアでは、内容もだけれど、声質や話し方も大事。

私は、鼻息の圧が強い声が苦手、

自分を押し付けるような、調子に乗ったような、また身内のりの話し方も苦手。

 

それと、すごおく嫌なのに、最近よく耳にするなぁ、と感じているのが、

・食う

・金

という言い方。

 

・食べる

・お金

と言って欲しい。

 

 

ここに性差はなく、むしろ、女性の方が、あたかもそれがジェンダーフリーであるかのように、それなりの年齢を重ねているであろう人も連呼していて、思わず音源を切ってしまう。

 

日系の航空会社のフライトアテンダントたちの話し方は、時に慇懃無礼に聞こえるように、

何もバカ丁寧に話せ、っていうんじゃない。

おビール、お教室、ってのも、どうも釈然としないし

(私、お上品でしょ、おほほ〜、って言われている気分になる)。

でも、身だしなみはきちんとしている(と思われる)人たちが、それっぽいことを言っているにも関わらず、若気の至りでわざと乱暴な話し方をするのはまだしも、雑(と思われる)話し方をするのは、我慢ならないのよね〜。