変わらないようで、変わるようで
ここのところ、久しぶりな人に会うことがちょくちょくあります。
半分リップサービスと思って聞いているのですが
「変わらないねぇ〜」と言われます。
確かに、体型はほとんど変わっていないし、ポツポツ白髪があるものの髪の毛は黒いし量も多いし(染めていない)、着るものもあまり変わっていないし、もともと化粧っ気もなかったし、で
外的変化の要因があんまりないのかもしれないけれど、
それでもシワ、シミ、たるみ、etc加齢は如実に表面化しています。
私は、アンチ・アンチエイジングなので、年相応で十分。
私が相手を見て、歳とったなぁと思うように、相手だって私に対して思うわけで。
そりゃそうよ、50歳を超えたもん、初老だもん(マキタスポーツに言わせると中老、らしいけど)。
で、先日、「変わらないけど、表情が柔和になった」と言われて、へぇ〜、って思ったんですよね。
確かに、20代の頃はなめられちゃいけない、もっともっと、できりきりしていたけれど、
今は、なめられちゃいけない、なんて思わなくなったもんなぁ。
きりきりもあまりしない、か。
大概のことは、大きく構えるようになったもんなぁ。
諦念というか達観というか、じたばたしても仕方がない、なるようにしかならない。
ストレスが軽減され、それが表情に出ているのかも。
身のかわし方もうまくなったのでしょう。
私は、軽んじられる、小バカにされることが多く、
相手をそういう人だと思っていても
人間の尊厳を傷つけられるのは、いい気がしない。
なので、人間関係を切る、か、それができなければ、最低限の付き合いに留める。
年齢を重ねるっていうのは、その人(の本質)に近づく、ように思えて、
それって顔や身体の造作、というよりも、顔つきや表情に確かに表れるのよね〜。
果たして、柔和になったのがいいのか悪いのか、
いいも悪いもなくって、私はそういう変化をしたってことなんだろうな。