肩の荷が降りて、ちょっと解放感
今年に入って早々に原稿依頼を受けた2本が、通常の仕事とまったく違う趣旨、内容、読み手の方に向けたものでした。
1本は1月中にほぼ手が離れたのですが、うんうん唸って、これでいいのか考えながら原稿を書き、脱稿した後もその感覚が抜けず。
そのため、その後入りを受け、同時期に書いた、本来の領域の文字原稿がしっくりこないものになってしまい、編集部の方にお手を煩わせてしまった。。。
マルチタスクは平気だし、ポンと切り替えができる方なのですが、通常とまったくかけ離れたものに取り組んだことに、すっぽり覆われてしまった、という。
もう1本を先日、脱稿しました。
これがまた、なかなか難儀なものでした。
テーマがあるようなないような、で、通常、企画ありきでやっているので、なんでもいいですよ、はかえって途方に暮れる、という。
きちんと依頼を受けたのが3月下旬で、それまでに概要をきいていて、ぼんやりと頭の中で熟成させていたので、すぐさまさくっと草稿に着手
その後、寝かせていて、GW後半に見直すこと2回。
(私は、起承転結は考えず、とにかく一気に書き上げて、あとで推敲していくやり方です)。
依頼の内容を見直し、体裁を整え、ようやく送り出しました。
ふうぅ。
普段の業務とまったく違うタイプの原稿執筆は、さじ加減が本当にむずかしい。
自分であれこれ考えながら固めていく。
荒削りをして、だんだん細部を掘る、彫刻みたいな感じだなぁ。
最後まで気は抜けないけれど、とにかく提出がすんで、少し肩の荷が降りました。