これって氷山の一角だよね
最初見たとき(↓)、思わず笑っちゃった。
でも、自分が日本語を解さなかった場合は、まったく笑いごとじゃないのよね。
そして、これって氷山の一角だよね。
いかにいい加減な英語表記が溢れているか。
これって、“日本語を理解しない人のための英語表記”という視点がまったく欠けているからだと思う。
「今の時代、英語のっけとかないとな」
「英語入れてとこ(かっこいいだろ、みたいな。ただのお飾りとして)」
としか捉えていないんだなぁ、とつくづく思うのです。
違う言語にするときって、単に言葉を変換するのではなく、その場にふさわしい言葉を探してきて意味の同一化をする、ってことだから、
今はまだ、グーグル変換とかでうまくいかないのは当たり前で、
単に言葉を置き換えればいいんでしょ、の頭で、理解してもらうためにどうするか、の視点は欠落しているから、
こういうことは頻発する。
だからこそ、プロの力が必要になるのだけれど、な。
そしてそこにはそれ相応の対価てものも発生するんだけど、な。
言葉ひとつで意味がちゃんと伝わるか伝わらないか考えると、ごく当然のことに思えるんだけど、な。
そのときは高い、と思えても、プロを目を通して世に出すってことは、長い目で考えると、ちゃんとした仕事をしている、ってことになるのにね。
もっと言えば母語の日本語にしても、言葉に対してあまりにぞんざいで、
こんなもん、って扱いをしているケースのなんと多いことよ!