書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

ヤマト運輸・宅配便危機の反応に見る居心地の悪さ

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“この忙しい時期に頑張っている業者さんたちは特別料金をとってもいい! 

チップを渡したくなる!”

って綴ったのは、今年2017年の年明けのこと。

ricorice.hatenablog.com

 

私の場合、ちょっと前の方が宅配便利用は頻繁でした。

仕事での校正紙やCD-Rの送付etcで。

でも今はオンラインで随分こと足りるようになりました。

 

それでも、冒頭のように感じたのは、

それこそ問題になっているAmazonの荷物をヤマト運輸が引き受けるようになったとき。

配達なさる方に「あら、Amazonはヤマトさんの配達になったのね」から始まり、

しばらくして、ヤマト運輸の方が急いでらっしゃる様子だったので、訊くと相当大変そうなことが判明(言われているようなことですね)。

再配達が多いことも大きな問題のひとつ、ときき、そうか。。。と反省ひとしきり。

 

が、これがですね、そのつもりで時間指定しても、やむにやまれず、ってこともままあり。

申し訳ないなぁ、と思いつつ。。。

 

 

www.huffingtonpost.jp

で今の時代、今回のヤマト運輸・宅配便危機報道を受けてのリアクションを

ネットとかで見ることができるでしょ。そうしたら、

「私はちゃんとやってまああああす!」

みたいな声を上げている人が多くてびっくり!

 

そうかもしれないけれど、そんなこといちいち拡声する必要はないのに。

そこには言外に

「ちゃんとやんない人たち(私のような人ですね)がいるからこんなことになっちゃったんじゃない!」

が見え隠れする。

新しいマウンティングかしらん。

 

自分の正義とか正当性を必要以上に振りかざされるのって、なんだか居心地悪くて仕方ないんですけど。。。

昨今の有名人バッシングにも通じるような、今の時代の閉塞感や息苦しさを感じてしまうのです。