書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

寄る年波にはかなわないので

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私はフリーランスで従業員がいるわけでなく、子どもやペットがいるわけでもなく。

更年期も(プチ更年期もなかったなぁ、自覚がなかっただけ?)、老眼も、大きく太ったりやせたりも、白髪もきっとこれからすぐにドンと来るだろうな、な段階です。

さすがにしわやしみ、たるみは増えたけれど、しみじみと自分が年齢を重ねていることに対して鈍感です。

おまけに相も変わらずロングスリーパーだし、大食いだし。

 

ですが、ですが、

さすがにこれは加齢だなぁ、

って現象がありまして。

 

出張で朝早いときがあります。

そんなとき、たいがい2時間ぐらい仮眠をとってから出かけます。

ヨーロッパ行きの飛行機とかだと、10時間以上あるから飛行機で寝られるけれど、国内移動だと、移動時間が短く、ぐっすり寝る、まではいかない。

そして到着したら、すぐ動き始める。

 

いえね、出張中はいたって元気なんですよ。

基本、元気で、これは本当にありがたい。

 

問題は、帰ってから。

帰ったその日は元気。

 

ですが、次の日からが大変。

疲れが一気に出るのか(自分では疲れているとは感じないのだけれど)、出張期間と同じだけリカバリーに時間がかかります。

 

どうやって回復させるか。

時間さえあればひたすら寝ています。

急ぎのものだけはなんとかこなして、締切りが迫っていないものは後回しにしています。

ここでどんなに無理しても、集中力はないし、いい仕事ができるとは思えないし、思い切って体を休ませる方を優先しています。

 

まとめて眠れそうならまとめて、細切れなら細切れで。とにかく時間さえあれば寝る。

すると、出張と同じ期間を経て、体がもとに戻ります。

 

若いときはこんなことなかったけどねぇ。

寄る年波にはかなわないわ!

それが現実だから、抗わず、できることで対処していくってことかな。