書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

きちんと説明してくれると安心する

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先日出張で利用した飛行機が機材不良。

すでに搭乗して眠りについたところで、別の機材に振り替える、ということで退出。

搭乗口は2度変更になり、1時間後に離陸。

 

こういうこともあるだろうと、自分で予約するときは、

距離が遠くなればなるほど、なるべく早い便で行くようにしてはいるものの、

これまで飛行機が早く着くことはあっても、遅れたことがなかったんですよね〜。

(一度、北海道からの帰りの便で霧がひどくて飛行機が飛ばず、翌日、ってことはありましたが、

週末だったので、大勢に影響はなく。

コンビニで替えの下着を買ったのは後にも先にも初めてだったなぁ)

 

この日は街中で待ち合わせて、取材先に向かうようにしていましたが、

それだと間に合わないので、ご一緒する発注主の方に飛行場で拾ってもらって、取材先に向かうことに。

取材時間にはちょうどのタイミングで到着!

 

 

こうことはあるよね〜。

機材が変更になり、到着時間の見通しが立ち、搭乗口で出発を待ちながら発注主の方とやりとりが終わり、

「はて、機材不良ってなんだろう?」という疑問が頭をもたげてきて、

バタバタしていなくって、かつ答えてくれそうなスタッフの方に目星をつけて訊くことに。

 

大正解!

大体こういうときのカンってハズレがないのよね。

 

こちらの質問にとてもていねいに答えてもらって、安心!

わかりやすく自動車にたとえたり、次々と沸き起こる質問にもちゃんと答えてくださったり、

その言い方もフラットで恐縮してなくって(これ、大事!)、よかった!

いいことも悪いことも、ちゃんと説明してもらえる、っていいよね〜。

 

 

こういうときに、どういうわけか、ひたすら謝る人がいるけれど、

別に謝罪は求めていなくって、

なぜこうなったのか?の質問には、なぜなら、で答えて欲しいんですよね〜。

 

 

にしても、、、

謝りすぎですよ。。。

確かに、遅延で予定が変わった乗客は多かっただろうから、それについてお詫びがあるのはいいけれど、

誰かが代表して一言でいい。

 

今回は機材不良が原因だから、誰のせいでもないんじゃない。

事前チャックはするだろうけど、チェックしきれるもんじゃないだろうし。

それなのに、スタッフ全員が申し訳ございませんとペコペコ頭を下げる姿はとても奇異に映る。

そこまですることかぁ〜。

何に対してそこまで謝るの?

 

加えて、いつも思うけれど、東條するときに座席の紙が出てくるところにスタッフ(これまでは手渡ししていた)、要るかぁ〜。

これがおもてなしと思っているようで、手渡しや手書きだとが心が伝わる、にも通じたものを感じて、なんだかなぁ、な気分になる。