書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

私の稼ぎがぐんとよかったら、パートナーは主夫(に近い人)がいい

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年末だからといって大掃除をすることはなく、週に一度ていねいに掃除をすることを目標(あくまで目標ね)にしています。

ただですねぇ、私、クリーンだけど、アンタイディという。

つまり、片付けが苦手なのです。

出したら出しっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし。

気になることが飛び込んできたら。すぐそれに向かう。

その前に10秒使ってちょちょっと片付ければいいものも、すっかり気になる対象に心を奪われているから、そんなことはしない。

 

 

家事は好きじゃない。

料理は好きだけれど、これ、義務じゃなくって仕事であり趣味の範疇だから。ちょくちょく外食もするし。

家族があって、毎日やっている人をみると、私にはできない!と思います。

(もっと言うと、必ずしも家で料理をする必要はなく、その家庭がそれで幸せなら、外食でも中食でもいいと思っています)

得意でないことを頑張ってやろうという意識はさらさらなく、それよりも楽しいことや得意なことに時間を割きたい!のです。

楽しいことや得意なことと仕事が、私の場合、ほとんど重複しているんだなぁ。

 

なので、結果的には実入りが同じになっても、余計に稼いだ分を、メリーメイドさんに家事はお願いしたいし、洗いものもビルドイン&ガスのがっちりしたディッシュウォッシャーに任せたい。

お金とのバランスで、自分が得意でないことや手が回らなくって、アウトソーシングできることはばんばんやりたい!

 

 

なもんで、もし、自分は働くことは向いていなくって家事は好きだから専業主夫、もしくは仕事はごくごく適度で家のことをしたい、ってパートナーだったら、もろ手を挙げて受け入れたいんですよ。

年齢的にはもうないだろうし、何しろ孕むってことを想像するだけで身の毛もよだつ思いがするし、赤ん坊が得意でないので(子どもは好きでも嫌いでもない。相互意思疎通ができないもろい存在の赤ん坊にどう向き合っていいのかわからないのです)、万が一子どもを産むことがあって、パートナーがそういうの好きな人であれば、喜んで育児もお願いしたい。(もっと言うと、そもそも子どもは養子がいいと思っている)。

子どもと四六時中向き合っていると、私、発狂しそうになりそうだし。

私、その分、しっかり稼ぐから!

(もっと言うと、扶養するものがあって初めて、(養うために)とにかく稼ぐ!に意識が向かうのでしょうが。。。)

 

 

ずっと本気でそう思っているんだけれど、そう考えると、今の日本の社会はむしろ男性の方が制約が多いんじゃないか、って気もしてきます。

専業主夫、ゆるい働き方、ではなく、バリバリ働くことが大前提になってるし。

男性には、着るものもスカートという選択肢は基本ないし、化粧をするってことも。

 

なーんかね、いろんなものにがんじがらめになっていて、そのなかで解決しようとするから、ますます混迷化していっているんじゃないかな。
やりたいこと/やりたくないこと、得意なこと/不得意なことに素直に向き合えば(外野の声や既成概念に振り回されず)、物事はずっとシンプルな気がします。

ブレーキをかけているのは自分自身なのかもよ。