書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

フライデーの増刊号かと思った。。。

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2000〜2001年に日本を離れてイギリスに住んでいたときに、それまで固定だった祝日が可能なものが移動祝祭日とされ、ハッピー・マンデーになり、つまり三連休が一気に増えました(ハッピー・マンデーときくと、ショーン・ライダーとかベズとかを思い出してしまうのだけれど(苦笑))。

加えて、今年2016年から始まった海の日を始め、休日が増えています。

 

これ、要らない、から。

まず、いつが休みが、施行されたときに日本にいなくって、その後、帰国して以降はフリーランスのせいで、すっかりわからなくなっています。

加えて、休みが増えたせいで皺寄せばかりが増えている気もするのです。

 

 

フリーランスって、きこえはいいかもしれませんが、要は下請け。

すると何が起こるか?

金曜日の夜(しかも夜!)に連絡が入り、連休明けまでにやっといて、って宿題が渡されるのです。

発注する側は連休になるのでしょうが、こっちはむしろ繁忙期を迎えます。

いや、フリーランスなので休みも時間も関係なく別に繁忙期でもいいのですが、それは突然やってくる。

なんだか、そういうことが増え、増え続けている気がします。

 

そしてこういう連休が多いと、会社員、フリーランスに関わらずスケジュールが立てづらい。

 

 

会社員でも、連休返上で仕事って人も相当数いるんじゃないかな。

しかもサービス残業(サービス出勤)ってこともあるんじゃないかな。

 

今、導入されようとしているプレミアムフライデーは、

それを増長させるためのもののように思えて仕方がないのです。

www.nikkei.com

う〜む、今まで休みをずらしたり増やしたりしたことの結果ってきちんと検証され、その上でのことなのでしょうか?

 

 

休みをわざわざ作っていただかなくても結構!

有給休暇だってあるし、休みたい時には休むから!

 

休めるタイミングって会社によっても部署によっても人によっても違うのです。

問題は、むしろ休いたくって休めるのに休めない雰囲気とか、そっちだと思うのです。

要は、個人の働き方を尊重するってこと。

休みも、それで支障がなければ個人の判断でとればいい。

 

いくら休みを増やしたところで、“休めるのに休めない”が変わらない限り、サービス残業などは増え続け、かえって事を面倒にさせるのは目に見えている気がするなぁ。