書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

名刺を新調しなくっちゃ!(自分をケーススタディに)

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自営業ながら、私はビジネス書の類、ハウツーものとかってあんまり読まないんですよねぇ。。。

ただ、なぜ?なぜ?なぜ?を自問自答し続けてはいるかなぁ、と思います。

 

目下の課題は“名刺をなんとかしなくっちゃ!”

2001年フリーランスになった(というか、イギリスから帰国して、いわゆる普通の社会生活が送れなくなって&なんとかく仕事を受け続けてきて、今にいたっております)とき、

肩書き、どうしていたかなあ。

住所、電話、ファクス、メールアドレスがあればオッケー、な状況だったと思います。

 

その頃だったかな、知り合った外国人アーティストの方の名刺が、非常に印象的で、

あっ、名刺一枚でここまで個性が出せるんだ!と驚きました。

 

当時の仕事は(っと、今もやっていますが)、編集だったりディレクションだったりライティングだったり、ほら映画とかのエンドロールにスタッフの名前が出るでしょ、ああいう立場の仕事で、要は裏方なんですね。

そのせいか、“自分が表に”って頭がそもそもないので、まだまだなのに肩書きだけ立派だなんて、な〜んて思っていたんです。

 

が、自分がそれでやっていきたい、プロとしてやっていることをちゃんと書いておかないと誰も分かってくれない、ってことにはたと気づきまして。

以降、仕事として、つまりそれで稼いでいることは、肩書きとして名刺に入れるようになりました。

 

現在、私は

  • イギリスの食研究家
  • 編集者/ディレクター/ライター
  • 情報発信サポーター

といったことをやっていて、名刺に記載しているのは最初の2つ。

(実は、「販促物を作って欲しい」とか、「SNSの使い方の相談にのってほしい」とか、「ブログの書き方を教えて欲しい」とかに応えて情報発信のサポートもしてるなぁ、って気づいたのは、今年2016年に入ってから。今の名刺は2014か2015年に作ったもの)

 

  • イギリスの食研究家

ってのが珍しいらしく、

  • 編集者/ディレクター/ライター

の立場で取材先に行って、そこから話が広がることもあります。

 

で、そのときに、相手が何をするかっていうと、名刺を裏返して具体的な仕事内容を知ろうとされるんですよ。

これ、少なくありません。

 

あっ、そっか! 

ちゃんとそこまできっちり落とし込まないといけないんだな!

具体的にこういう仕事をしていて、それはこういうことに役に立つんです、っていうのをちゃんと伝えないと!

せっかく興味を持ってもらえたのに、そこで止まってしまうなんて、なんてもったいないことを。。。

名刺って強力な販促ツールってことを思い知った次第です。

 

 

なわけで、そろそろ名刺を新調しなくっちゃ!