文章は誰でも書けるけれど誰にでも書けるわけではない
むすかしい。
うんうん、唸りながらテキスト原稿を上げる(それだけじゃないけど、、、だから時間がかかる)日々が続いております。
ふわっとした当たり障りのない文章を書くのはむずかしくないし、
意外に思われるかも知れないけれど、難解そうな文章を書くのも決してむずかしくはない
(一般読者が対象でない限り、それはマウンティングであり、武装だと思う)。
実は専門的な話を平易でわかりやすく、すいすい読めるような文章を目指していて、
これがむずかしい。本当にむずかしい。
私の場合は起承転結抜きで、一度がーっと書いて、時間をおいて、可能であれば一晩おいて推敲するやり方。
推敲するときは、勢いだけが先走らないように修正するし、
読みやすいように朱字を入れ、大胆に入れ替えることもある。
わかりやすい文章は誰にでも書ける、って思われがちだけれど、
書く側からしたら、決してそうではない。
もっとも、いちいち手の内を明かす必要もないんだけどね。
一般の人は簡単!と思ってくれればそれはしめた!だけれど、
曲がりなりにも制作サイドにいて、書くことをあまりに軽んじている人が、けっこういるんだよなぁ。はぁ。