大変がってる原因は自分にもあるんじゃないの?
最近びっくり仰天したこと2つ。
「男性に洗濯してもらうの、抵抗があるなぁ、下着は特に」
「そうなの? ラッキー、助かる〜、じゃん!」
「ええええ〜っ、やってもらったことあるの?」
「あるよ〜。ラクチンでいいよぉ」
「台所の食器とか勝手に触られるの嫌じゃない?」
「なんで?」
「私は私のやり方があるの」
「やり方って。。。ただ、出してしまうだけでしょ」
はい、後者は私です。
だって、家事好きじゃないもん。
やってくれるなら、もうしっぽふってほいほいだわ!
こういう会話を通じて何を感じたかっていうと、
ワンオペとかパートナーが家事を手伝わない、ってきくけど、
原因は女性側の意識にもあるんじゃないか、ってこと。
他人なんて(自分以外の他者という意味ね)自分の思うように動いてくれないし、
共同で生活していて、自分のルールを押し付けるは違うと思うし。
あれもこれも自分の思うようにしたい、女性のたしなみとか恥じらいがあるのよ、みたいな意識があるのであれば、
向こうが労力をいとわないとしても、自分から拒否しているわけであって、それって自分で自分の首を締めているんじゃないかなぁ。
せっかくやっても、こうじゃない、とか(おかしいよね、一緒に暮らしていて一方が勝手にルールを決めるって)、
自分でやりたい、パートナーはおろか、アウトソーシングも嫌だ、なんて言っているうちは、いつまで経ってもラクにならないよ〜。
お米を食べるとお腹が張るんです
日本人なら米を食え、日本人ならお米大好き、
といった暗黙の大前提が敷かれていて、なかなか声を大にして言いづらいのですが
(言ってもいいのですが、なんで?といぶかしむ顔をされるのが面倒くさい)、
私、お米があまり得意ではありません、特に、日本のお米のようなもっちりしたのが。
嫌いじゃないんですよ、全然。
でも、胃が重くなっちゃうんですよね。特に朝は。
そして2食連続で食べると、お腹が張ってしまうことが多く、なんだかすっきりしない。
パン、小麦粉だけでなくライ麦とか使ったものは食べ続けていると調子がいい。
あっ、ビールも飲むと一気にお腹が張るなぁ。
アレルギーなんじゃない?と言われ、
う〜ん、ほかになんらかの症状が出るわけではないから違う、と思うんだけど。
でも、合う/合わない、ってのは確実にあるんだなぁ。
どんな食べ物でもメリット/デメリットがあるので、
これがいい!とひとつの食品推しは違うかな〜と思うわけです、
過ぎたるは及ばざるがごとし、ってことで。
要は自分に合った食べ方をすればいいので、
これがいい! あれがいい!はメリットだけを見ると確かにそうだし、
でもそれは一般論であって、
ひとりひとりに当てはまるわけではない。
お腹をさすりながら思うのは、
何でもかんでも鵜呑みにせず、一度自分で咀嚼する姿勢が必要なんじゃ、ってこと。
食べ物に限らず、ね。
自分にとって最適な判断をするのは自分よりほかない
先日、ロンドンに滞在していたとき。
夢中になって本を読んでいて、慌てて電車をおりたら、オイスターカードがない!
(オイスターカードとは、日本のスイカのような、公共交通機関で使えるICカードのこと。現金で切符を買うより割引になえります)
その日から開始の7日間のパスと予備の£10を前日トップアップ(チャージ)したばかり。
あ〜〜〜〜〜っ!!!
改札もなく(厳密にはあるんだけど抜けられる)、駅員もおらず、
約束があったのでとりあえず目的地に向かうことに。
夕方、予定が終了するやいなや駅に向かい、券売機をあれやこれや試すけれど、オイスターカードが買えない!
いや、買えるんだけど、住民用でビジター用じゃない(住民用は定期券を兼ねるので、名前や住所などを登録する必要がある。これは紛失や盗難にあったときのため)
そうだよね、だってここは観光客がそうそう来るエリアじゃないもんなぁ。
チャージしたばっかり、よりも、オイスターカードがないことが痛い、これがロンドンを回る足だもん!
壁を眺めるとオイスターカードが買える地図が貼り出してある。
どこで買えるんだろう、と眺めていると、スタッフの姿が。
かくかくしかじか、事情を説明すると、
「今日はもう帰るだけなら、目的地までの切符を買ってお戻りなさい。
この地図のスポットでオイスターカードは買えるけど、基本、住民用でビジター用は扱っているかどうかわからない。
明日、ターミナル駅に出向いてビジター用オイスターカードから買うのが確実ですよ」
と言われ、確かにそうだな、と。
で、乗り込んだ駅は、オーヴァーグラウンド(鉄道、地下鉄ではなく)で、
数駅行くと地下鉄に乗り換えるためのターミナル駅。
電車のなかで、はっと、これから通過するターミナル駅でオイスターカード買えるんじゃない、明日じゃなくても、と思いいたるわけです。
ロンドンは地下鉄にしろオーヴァーグラウンドにしろ、スタッフがいない。
中心部にはいるにはいるけれど、隙をみてつかまえないと、な状況。
でも、主要ターミナル駅はインフォメーションもあるし、人員を配置した窓口もある。
果たして、なんてことなく、オーヴァーグラウンドから地下鉄に向かう途中にインフォメーションがあり、
オイスターカードを買いたいというと(こういう主要駅でこういうことを言うのはビジター/観光客)、窓口を案内してくれ、いとも簡単にオイスターカードを購入+トップアップ(チャージ)もしましたとさ。
以前、フランスの田舎で行きたいところがあり、前日ツーリストインフォメーションで列車の時間を教えてもらい、タイムテーブルももらい(ものすごおおおおく親切だった)、だったのが、当日、列車が来ない!
事故でもストライキでもなく、おかしいなぁ、と思ったら、数日前にタイムテーブルが変わったとのこと。
1日3〜4便しかないので、すぐにタクシーを捕まえ、
当時はフランス語がまったくできなかったので、筆談で場所を伝え、値段を確認し、目的地へ。
この手のこと、よくあります、海外で。
外国がダメだなぁ、ってことじゃなくって、結局、自分にとってどうすればいいかを判断するのは、他でもない自分だってこと。
というのも彼らは彼らでベストな情報を与えてくれてはいるんですよね、本当に親切に。
でもそれは一般論かもしれないし、古いものかもしれない。
こういう経験を重ねると、
信用していないわけではないけれど、ハナから与えられる情報を鵜呑みにするのは、危険だなぁ。危険というよりも、自分に合っていないことって多いんだよなぁ、と思うわけです。
与えられる情報はヒントであって、絶対じゃない(もちろん、最適な場合もありますが)。
そこを手がかりに判断をくだすのは、ほかでもない自分じゃないか、って思うんです。
何かあるとすぐに、(向こうが)教えてくれない、やってくれない、と騒ぐのはまったく違うんじゃないか、と。
不誠実な場合は、確かに問題ありだけど、最初からひとりひとりの状況に合わせて、なんて土台無理だし、求める方がどうかしている。
訊いたの? 回答を咀嚼したの? 自分にとって何が最適かは自分で判断して回答を得るしかないのです。
投資か贅沢か、それは私が決める
なんせ信者が多いので、わざわざ大声で公言したりはしないのですが、
私はディズニーやジブリの世界観が非常に苦手、はっきり言ってアンチです。
夢の国、子供は無垢(まったく逆だと私は思う)、みたいな前提に、ただただうなだれてしまう。
非日常を体験するなら、映画館に行く方がいいし、ホテルに泊まる方がいい。
普段、日常の延長としての宿泊目的だとAirbnb、ビジネスホテル、B&Bとシンプル&低料金な施設を利用するのですが、
アトラクションとして非日常を体験する場合は、断然ラグジュアリーなところがいい。
ロンドンの高級ホテル、バンコクの(マンダリン・)オリエンタル、タイ・プーケットの開業間もなく日本に代理店がなかったときに訪ねたアマンプリもよかったな。
シンガポールのフォーシーズンズのスイートに泊まったときは、夢のようだ、と思った。
日本だと、やっぱり帝国ホテルが好きだなぁ。
調度品や設備の豪華さも、だけど、ホスピタリティにやわらかく包まれ、地上5cmをふわふわ歩いている感じ、そっちの印象が断然強い。
(繰り返し、上記にあげた例は非日常基準です)
もうね、何年、何十年経ってもしっかり覚えているんですよ、そのときのうっとりとした時間って。
忘れられない体験を買う基準だと、ン万円は安いのかもしれない。
こういうのって一見分不相応な贅沢、知らないなら知らないでいい世界なのかもしれないけれど、
たまにこういう非日常体験に投資して、身をおくと、気持ちがとても豊かになれます。
机上の空論だと理解が及ばないんじゃないかな(少なくとも私は無理だわ)。
先日、初打ち合わせで、高級ホテルでの体験に話が及び、そこで会話のキャッチボールができたことで、相手が信頼してくださいました。
そう、私の高級ホテル体験は、贅沢もだけれど、何より自分自身への投資。役立つ場もちゃんとあるし、そういう背伸びをしないと、次の段階へ進めないな、ってのが私の経験則。
身銭を切って自分に投資する、失敗もあるけど、それも含めて経験は貴重だわ。
スーパーマーケットへ提案
バッグを持参していくことがすっかり当たり前になったし、
地域によっては徹底しているところもあります。
スーパーマーケットのレジ袋を使わない
で、いつも思うのですが、会計時、
買い物バッグをカゴに広げ、そこに商品を入れてくれないかなぁ〜ってこと。
スキャンしてそのまま入れていってくれれば、
スキャンが終わったら支払いを済ませておしまい。
自分で詰める必要がなくなるのになぁ。
それに、レジでは大きなもの、重いものからスキャンしかごに入れる、というルールがあります。
ということは、スキャンが終わったときのカゴは、
水とか重いものは下、ポテトチップスとか軽いものは上、になっていて、
これ、バッグに入れるとき、同じことをやるんですよね。
ということは、カゴの下に手をやり、取り出し、という作業が発生する。
上のものからバッグに入れるわけじゃない。
これが意外と手間。
時間的にも手間的にも直接バッグに入れてくれるとすっごくラクなのになぁ。
まずは近所のお店で試してみますか!
離れていたのと同じ期間、リハビリに要する
10月末〜11月中旬まで、イギリスに行っておりました。
幸いなことに、時差ボケをしたことないし、現地にはすぐに慣れるし、食事にも困らないし(日本食恋しい!とはまったくならない)、で、行く分にはいいのですが、
問題は帰ってから。
これイギリスに限らず、ほかの国でもそうだし、国内でもそうなることがあり、
その目安は1週間。
それより短いと、国内だろうが国外だろうがまったく問題ないものの、
よそでの滞在が1週間を超えると、感覚がすぐにもとの生活に戻れない、のです。
時差ボケはなく、体調に変調をきたすことはないのですが、
朝起きると自分がどこにいるかわからなくなる、
現地の言葉で夢を見る(自分が習得していない言語でも夢の中ではなぜか理解している)、
目の焦点が合っていないような、薄いヴェールに包まれているような、
ぼーっとしてしまって、なんだか周囲とうまくなじめない。。
いちばん困るのが食事。
現地の食事を引きずり、なかなかもとの食生活に戻れない。
仕事だと問題ないけれど、プライヴェートは体がもとの食事に難色を示します。
離れていたのと同じ期間、もしくはそれ以上の時間を要します。
感覚を取り戻すために、私がやっていること。
戻ってすぐはできるだけ眠るようにしています。
そして、実際、ものすごく眠れるんだな!
具体的には、戻って来たその日は、通常通り起きていて、
翌日丸一日眠れるとベスト。
そうでなければ、2〜3日小分けにしながら、とにかく睡眠優先。
理想は、戻った翌日は一日オフで、翌々日、もしくはその次の日に、2〜3時間程度、打ち合わせとか取材とか、外に出る仕事が入っているスケジュール。
プライヴェートの外出よりも仕事の方が気が引き締まるので、日常モードに戻りやすい。
籠る仕事ばかりだと、今度はいつまでもだらだらしちゃうんですよね。
ただ、復帰第一弾は、仕事に支障をきたすわけではないけれど、言葉がしどろもどろになっています。。。
こういうの人それぞれですよね。
この先変わるかもしれないけれど、とりあえずこれが今の私に起こってることとその対処法です。
離れていたのと同じ期間、リハビリに要する
10月末〜11月中旬まで、イギリスに行っておりました。
幸いなことに、時差ボケをしたことないし、現地にはすぐに慣れるし、食事にも困らないし(日本食恋しい!とはまったくならない)、で、行く分にはいいのですが、
問題は帰ってから。
これイギリスに限らず、ほかの国でもそうだし、国内でもそうなることがあり、
その目安は1週間。
それより短いと、国内だろうが国外だろうがまったく問題ないものの、
よそでの滞在が1週間を超えると、感覚がすぐにもとの生活に戻れない、のです。
時差ボケはなく、体調に変調をきたすことはないのですが、
朝起きると自分がどこにいるかわからなくなる、
現地の言葉で夢を見る(自分が習得していない言語でも夢の中ではなぜか理解している)、
目の焦点が合っていないような、薄いヴェールに包まれているような、
ぼーっとしてしまって、なんだか周囲とうまくなじめない。。
いちばん困るのが食事。
現地の食事を引きずり、なかなかもとの食生活に戻れない。
仕事だと問題ないけれど、プライヴェートは体がもとの食事に難色を示します。
離れていたのと同じ期間、もしくはそれ以上の時間を要します。
感覚を取り戻すために、私がやっていること。
戻ってすぐはできるだけ眠るようにしています。
そして、実際、ものすごく眠れるんだな!
具体的には、戻って来たその日は、通常通り起きていて、
翌日丸一日眠れるとベスト。
そうでなければ、2〜3日小分けにしながら、とにかく睡眠優先。
理想は、戻った翌日は一日オフで、翌々日、もしくはその次の日に、2〜3時間程度、打ち合わせとか取材とか、外に出る仕事が入っているスケジュール。
プライヴェートの外出よりも仕事の方が気が引き締まるので、日常モードに戻りやすい。
籠る仕事ばかりだと、今度はいつまでもだらだらしちゃうんですよね。
ただ、復帰第一弾は、仕事に支障をきたすわけではないけれど、言葉がしどろもどろになっています。。。
こういうの人それぞれですよね。
この先変わるかもしれないけれど、とりあえずこれが今の私に起こってることとその対処法です。
自分のことを伝えるのって一番むずかしい
先日、ある方の掲載用プロフィールを書く必要があり、
あれやこれや訊くと、その方がしどろもどろになって、
同席していた方が助け舟を出してくださいました。
「いやぁ〜、自分のことってむずかしいですね!」
深く同意!
私もまったく一緒で、私の名前とプロフィールを掲載してもらうことがあり、
自分のことを訊かれると、あたふた。
お任せで書いてもらい、チェックする方が的確かつラクでいいし、
そうか、こういう見方をしてくださっているのね、という気づきもあります。
あるプロジェクトに携わっていて、きっかけは人の紹介で、
「」全体が見渡せて(編集者視点があって)、文章が書ける人を探している
ときいていたので、ずっとそこの部分を提供していると思っていたのですが、
実は決め手はそこじゃなかった、ときいてびっくり!
それはもちろん必要だけど、外から日本を見ていて、かつ東京と地方の視点もあったから、と。
へええ〜〜〜っ。
ある中小企業さんに“書く”サポートをしたとき。
あるとき打ち合わせで、私の著書『イギリス菓子図鑑』を喰い入るように眺めてらしたので、
その会社の事業内容ともその方の趣味ともかぶらないのになぁ、と思っていたら、
「長い文章もキャッチコピーのような短い文章も、全体をまとめる文章も掘り下げる文章も、いろんなパターンの文章が書けるんですね」
とおっしゃり、あ〜っ、内容云々ではなく、そういう見方かぁ〜!と驚いたことがあります。
そうなのよね、自分のことってわからないのよね。。。
実はどこで評価されているのか、あるいは評価の順位は自分が抱いているのと違っているってこと、往々にしてあるのです。
なので、ときどき、こういう風に他者から見た自分を知ると、重要視していなかった自分の強みがわかり、非常に新鮮です。