書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

気が重かったのが少しラクになりました

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 そういうことはあるものの、我が身に降りかかると、やはり気が重い。

 

進めようとしていた企画が暗礁に乗り上げ、

それは誰のせいでもないのだけれど、

私は取りまとめの立場で、

著者の方、監修の方、デザイナーさん、カメラマンさん、

との、「いよいよ始めましょう、その前に」の打ち合わせが終わった直後に、そういう状況になったので、

説明(弁明)はしたものの、なんだか申し訳なくって、引っかかっていました。

 

提出していた企画が通過し、

このデザインは、件の保留になった企画でお願いした方がいいな、

どこかで埋め合わせもしたいし、という思いもあり。

とはいえ、やはり気は重い。

 

もう一度、保留の案件のお詫びをして、新規企画の打診を。

快諾してくださって、肩の荷がおりた感じ。

 

そのデザイナーさんに、保留案件でお願いしたカメラマンさんの起用をご相談したら

(もともとそのデザイナーさんに、そのカメラマンさんをご紹介いただいたので)、

今回の企画でも適任!とお墨付きをもらい、

この方にも、もう一度、保留案件の状況をお詫びして、新規企画の打診。

このカメラマンさんもご快諾くださり、安心。

 

 

気が重いけれど、放っておくと重さは増す一方。

仕事の場であれば、ごめんなさい!なことは、仕事で返したい、と思っていて、

断られたなら断られたで仕方ない、

でも、最初に打診するのが筋でしょう、と連絡を入れたら、

二つ返事でOKをもらって、しかも気遣う言葉も添えてもらって、

拍子抜けするくらい。

 

 

皆さん、寛大なのね。

まあ、自分が逆の立場だったら、忘れずに声をかけてもらったことがうれしい、と思うんですよね〜。

 

気が重いなぁ、って場面で自分がどういう態度をとるのか、って試されているなぁ、ってつくづく感じた出来事でした。