断り方ってあるよなぁ
私の仕事のひとつに取材・掲載の打診があり、もちろんいつでもすんなりOKが出るわけではないし、断られることも少なくありません。
そりゃ、そうです。
その向こうには読者やユーザーがいるとはいえ、こちらの企画のために時間や知識の提供をお願いするわけで、企画意図がそぐわない、スケジュールが合わない、などがあれば、NGとなるわけです。
企画内容によっては、交渉を続けることもあれば、引き上げることもある。
先日も取材NGが出ました。
そのときのお断りの理由や言い方が、ごもっとも、で、もうそれ以上は何も言えず、同時に誠意も感じてしまったんですよね〜。
キャパが小さく、いっぱいいっぱいでやっているので、取材は受けないことにしています。
打診はありがたく、正直気持ちが動かないわけでないのですが、ここで受けると、これまで断ったところに申し訳ないし、言い訳もできない。
ただ、これから先、方針転換をすることがあるかもしれないので、そのときは改めてお願いします、と。
頭ごなしに断るわけでなし、こちらの思いを汲み取った上で、明確な理由を示す。
そりゃそうだよなぁ〜。
断られても不快な思いはしない。むしろ好印象を残す。
以前、取材NGのところにお電話をしてお願いしたところ、やっぱり断られたのですが、その後、折り返しで電話が。
先に電話に出た人はスタッフの方で、折り返し電話をかけてきた人はオーナー。
直々の電話、何だろう?と思ったら、申し訳ない、でも、取材NGで、その理由も説明いただき、わざわざここまでされるところはそうそうないので、感動すらしてしまった。
問題は引き受ける/断る、ではなくって、気持ちの見せ方、よねぇ。
自分自身も断ったりするときに、一方的な言い方をしていないか、気をつけないと、ね。