書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

シンプルにうれしくって、モチベーションにもつながる

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今週末、いよいよスタートする、イギリス菓子の製造・販売に向けて、

スペースをお借りする工房「Bottega Mimosa」(東京・品川区西中延)に週末うかがってきました。

 

お借りする工房内のあれこれの確認と、この週末は「Bottega Mimosa」オープン日でもあり、ドリンクメニューは共有するので作り方などを覚えるために。

混雑時には販売のお手伝いもしました。

 

お客さんにお目にかかれることがうれしい。

フードメニューは(ほぼ)完売! ご購入いただけなかったお客さんには申し訳なかったけれど、売り切れる、というのもうれしい!

 

普段、本を作ったりウェブや雑誌で記事を書いたりの仕事では、読者の方と直接触れ合うことがなく、販売部数やPVという数字では見えるけれど、読み手の反応や表情は見えないんですよねぇ。

それがリアルな販売の場だと、自分が扱う商品が売れて、喜んでもらえる表情が目の前にリアルに見える。

反応が直接見えるのもうれしい。

終了したときの疲れすら、心地よい。

 

このうれしさって、人に喜んでもらえるって、理屈じゃなくってシンプルなものなんだろーなー。

そして、次も頑張ろう、というモチベーションにもつながる。

 

いつもは、こういうダイレクトな反応がないところで仕事をしているので、手探りになり、これで大丈夫かな、と常に問いかける。

結果としてわかりやすいのは販売部数やPVという数字で、数字はもちろん大事だけれど、

数字至上になると、売れればいいだろ!という態度になる。

もちろん数字は大事。でも、それだけだと、消耗品になってしまう。

そして、価格競争に入り、制作側も、作ればいい、となって消耗してしまう。

本当に何が必要か、求められているか、を頭と体で感じるために、

現場は大事。リアルな場は大事。

 

 

ともあれ、今週末は、いよいよ私のデビューです。

皆さんにお会いできること、楽しみ!です。

喜んでもらえるよう、頑張ります!

ricorice.exblog.jp