書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

久しぶりな人と久しぶりに会って、肩を叩き合える喜び

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年末だからでしょうか、ここのところ久しぶり、なかには数年ぶりな方に会う機会があります。

周知な方もいればそうでない人もいます。

 

私は、完全な内向型なので、ひとりで時間を過ごすのが精神的に非常にラクです。

ひとりでごはんを食べられない、映画やライヴに行けない、クリスマスや誕生日にひとりはイヤ、っていう心理が、ぼんやりとはわかるような気がするけど、理解や共感はできないのです。

 

なので、気乗りがしない人と一緒の時間を過ごすよりは、

ひとりで家で、好きな音楽を聞きながらコーヒーを飲んでいる方がよっほど楽しい。

なので、(どーでもいい、上っ面だなぁと思える)集まりなんかも参加するよりは、

本屋さんをぐるぐるひとりブラウジング&脳内企画会議する方がよっぽど楽しい。

 

 

とはいえ、誘われたり、自分から打診したりして、

お茶したりごはんを食べたりすることも、あります。

ひとりがラクなのは人嫌いとは違うので、興味のある人にはこっちから突っ込むことも珍しくない。

 

ここのところ、年末だからか人に会う状況が続いています。

まったく同じではないけれど、それでもお互いの仕事が理解できる人と会うと、

共通事項ってこともあり、仕事の話に、

といっても具体的に進行しているプロジェクトとかじゃなくって(それは開示できるまで言えないので当然ですが)、

もっと大きな、仕事への姿勢とかあり方とか今後の展開みたいな話になります。

 

このあたり、話が噛み合ない、日本語が通じない状況(相手が外国語ユーザーという意味ではなく、どんなに噛み砕いても意思疎通ができない)に遭遇することが多々あり、そのことは充分認識しているので(言っても通じないので、その努力をすると徒労感だけが残る。なので受け流す(受け止めはしないけど)、

普段はお口チャックで黙っているのですが、

ここのところ会っているのが、そのあたりを共有できる人。

 

これってありがたい!

普段おとなしくしていることがストレスになっているわけではないけれど、

ちゃんと理解してくれる人が(もちろん100%ではないけれど、本筋のところで)、多くはないけれど(むしろ少ない)、でも存在している、

そのことが私を安心させるんだなっ!

 

これが、私へのクリスマスプレゼント&お年玉かもしれない。