書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

いざ!というときに常時しておきたい食品リスト

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先日初めてめまい(良性発作性頭位めまい症)を経験しまして。

ricorice.hatenablog.com

その前日、立ちくらみで倒れ、脱水症状も起こしていて、で、

歩けない、動けない、吐き気もする状況でした

(私は、ちょっと近所を外出できるまで3日を要しました)。

 

めまい自体は安静にしていればおさまっていたのですが、

問題は食事。

このときの経験をふまえ、

今後、起こりうる似たような状況に備えて常備するものは次のとおりです(私の場合)。

 

1. 水

2. ポカリスエットなどのスポーツドリンク

3. 栄養補助ゼリー

※1と2は小さなペットボトルを。というのも体力が落ちているとき、大きなペットボトルを開けるのがひと苦労なのと、グラスやコップで飲めず(頭を動かすから)、ストローを使うから。

ストローも忘れずに用意しておきたいです。

4. カロリーメイトなどのバランス栄養食
※いろいろありますが、咀嚼がままならないので、しっかり噛む必要のないものがベター。

 

5. さっとできるおかゆやスープ/味噌汁

※電子レンジに回すだけ、お湯を注ぐだけのもの。ただですね、体が通常の状態でなく食欲も落ちていいるので、半量ほどのものがあるといいなぁ、ではありますが。

 

 

以下は、私個人の嗜好かもですが、ストックがあってよかった!助かった!なもの。

 

6. じゃがいも

※私は体の調子が悪いとき、お米が炊きあがった匂いが苦手になるんですね。じゃがいもをふかして(じゃがいもを洗って鍋に入れて蒸すだけ。お粥を作るよりも洗い物もラク)食べました。

ricorice.exblog.jp

7. ハチミツ

※少しなめるだけで元気になる気が。(ハチミツは、1歳児未満の幼児に与えないように!)

 

8. ヨーグルト

※酸味で気持ち悪くなる方がいるかも。

 

 

ポイントは
・そのまま飲食できる(調理しなくてよい、もしくはほとんど手間がかからない)

・消化のいいものを摂取する
・刺激物を避ける

・常温で口に入れる(熱々でなく、冷凍でなく)

といったところかな。

 

離乳食や介護食が参考になるかと(ただし、自分が動けないときは調理ができる状態ではないので、そこを加味しつつ)。

 

災害時などの非常食と被るものもありますが、大きな違いは、

ここで取り上げているのは、

歩けない、動けない、吐き気もするときで、

通常の体調ではないときです。

なので、チョコレートなどは刺激が強く、NGです

(もっとも食べたい気にならないのですが)。

 

私は、体が正直なのでしょう、

体調がよくないときに、コーヒー、紅茶、緑茶の類が飲めなります。

実際にカフェインを含むので避けた方がいい。

 

あと、私は体の調子がよくないときは、ごはんが炊ける匂いが苦手になることもあり、

また、お粥を作ったりしたあとの洗い物がささっと洗うよりは手間がかかるので、

オートミールも常時しておこうと思いました(ちょうど切れていた。。。)。

オートミールを牛乳で炊くとポリッジになるのですが、

温めた牛乳をかけてふやかしてもいいので、これを食べるのもありかと

(私は紅茶を1日3杯ぐらい、牛乳を入れて飲むので、牛乳は常備してあります)。

 

 

そんなわけで、1〜8に加えてオートミールを常備する、と。私の場合。

あと、保管場所も大事で、動けないときを前提に、寝室の手の届きやすいところに置いておくことも大事か、と。

普段使わないからと、戸棚の奥にしまったり、脚立が必要な高いところに置いたりすると、

せっかく準備していても、いざという時に引っ張り出せない、という事態に。。。

 

以上、私の経験をふまえて。

食べることは、当然嗜好もあるし、生活スタイルも人それぞれですが、一例としてお役に立てればうれしいです。