書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

借り物写真ってなんだかなぁ

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これ、自前のネットメディアの話。

具体的にいうと、主にウェブサイトとかブログ。

(インスタグラムとかFBとかツイッターは、当然といえば当然だけれど、ほとんどその傾向は見られない)

 

きれいに見せようとして、借りものの写真、フリー素材(有料もあるかも)を使っている会社(中小や個人事業主)や人がいるけれど、ほとんどの場合、私の印象はどっちらけ。

いくらデザインや文章がよくっても、な〜んか血が通ってない、机上の空論やはりぼてに見えちゃうんですよね。

その手の写真って、判で押したように、(なぜか)外国人とか、デスクまわりとか、観葉植物とか、青空とか、いかにも!なもの。

そーゆーの、要らないなぁ、って思っちゃう。

 

これ、紙の印刷物だとあまり気にならない(ような気がする)。

でも、ウェブサイトやブログだと、あ〜、って気になります。

 

これって、おそらく、不格好な部分含め、本音を見せる方が向いているメディアだから、って気がします。

なので、文章も同様、稚拙でも本人やスタッフが撮った写真や、内容とは関係ないかもしれないけれど自分(たち)が撮ったスナップ写真の方が、ぐっと身近に感じられ好感が持てます。

もしくは写真はなくてもいいのかもしれない。

 

そうはいっても、トップ画面とかプロフィールとかはきれいな写真がいい。

そんなときは、そんなものこそプロのカメラマンに頼めばいい。

 

これ、はたと気づいたこと。
なので、まだ自分のなかで整理できていなくって、

単に嗜好の問題かもしれないのですが、

私が自分のブログは(基本)自分で撮った写真を使うと決めたのは、

無意識にこういうことを意識していたからかもしれないなぁ、と思ったりして。

自分の体験とかを文字で写真で共有する、というか、ね。