一瞬、面倒くさがってしまい、はっとする
たま〜〜〜に大学生とやりとりをすることがあります。
個体差はあるにせよ、世代が違う人と話すのはおもしろいねぇ。
先日やりとりがあったときのこと。
「○○って何?」と質問をされて、
最近、話題にのぼることの多い言葉だったこともあり、
「検索してみたら」と言いそうになったのですが、はっとして、いやいや、と思い直し、簡単に説明。
「ヘぇ〜、そういうことか〜。わかった!」と満足そうに返事があり、安心。
いや、「検索したら」でもよかったんだけど、その根底にあったのは、自分が面倒だと思う気持ちからだったのよね。
いかんいかん、目の前で起こっていることにちゃんと向き合わなきゃ。
とっさに思い直し、説明をした次第です。
私は「人は10言って1伝わればいい、2伝われば上等」と思っているので、
できる限り情報は、理由の説明つきで共有したり、同じことを繰り返したり、伝わってないな、と感じたら、言い方を変えて改めて伝えたるようにしていて、そんなもんだ、と思っているけれど、
関係性が近しくなると、例えば仕事の場であれば、膝を付き合わせるスタッフだったり、身近な部下や上司だったり、すると、身内感が強くなってしまって、
「言ったじゃん!ていねいに説明したじゃん!」な気持ちを抱いてしまうこともしばしば。
はっとして、エラソー、だな、自分、と気を取り直して、フラットな状態に自分を持っていて、説明を繰り返す。
言ってもなかなか伝わらないこともあるけれど、言わなきゃもっと伝わらない。
自分もそうしてもらってるからね。
それに素直に質問をしてくる、聞き直してくる、ってことは、
一応、関係性の風通しがいいってことだろうから、面倒くさがっちゃいけないな〜。