書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

耳をすませば、世の中はヒントに満ちている

f:id:ricorice:20190219133134j:plain

待ち構えたように確定申告へ行ってきました。

この感覚、久しぶり!

 

そう、以前の私はこうだった! やるじゃん、私!

今回は、1週間前からぼちぼち準備を始めて、確定申告が始まると同時に意気揚々と出向いたわけです

(毎回確認したいことが出てくるので、ネット申告をしたことがないんですよね〜)。

 

ここ数年は、3月頭までには行くものの、ようやく準備して、その度にうんざりしつつ、な状況でした。

その前は、2年分ためてしまって、こりゃいかん! 3年分にする前に!とぜいぜい言いながら整理して、税務署に向かった(確定申告の時期、ではなかったので)、なんてことも。

繁忙期ではなかったので、あれこれ教えてもらったのはよかったけれど、これは本当に大変だった!

 

これに懲りて、ここ数年はさすがに繰り返さないようにはなったものの、とはいえ以前の準備万端の自分とはほど遠かった。

今年ようやく、「早く確定申告に行きたいよ〜」「2月に入るやいなや支払調書をいただいていないところに連絡して、早めにお願いします!」と言っていた頃の自分の感覚が蘇りました。

 

 

のばしのばしにしないで、目の前のやることをすとんすとんとやっていく。

これ、“おかたし”効果、なんじゃないかな。そうでないにしても、そう思うことで自分を鼓舞するとしよう。

 

そういうアンテナを張っているか、「領収書関係は7年はとっておいてくださね」と言われたことが妙に耳に残り、スタッフの方の手があいているところを見計らって聞いたら、

「7年が目安です。ご心配なら9年あれば充分です。ただ、税務ではなく法律が絡んでくるものがあれば、契約書といった重要な書類はずっと保管しておくのが賢明でしょうね」

「そうなんですね。私、年ごとにファイルをしていて、それが背幅が6cmぐらいあって分厚いんです。毎年増え続けていて、圧迫しちゃって」

「それは場所をとりますね。古いものは処分してもいいんじゃないでしょうか」。

 

 

私は、毎月、項目ごと(消耗品費、旅費交通費etc)に、A4の紙に日付順に領収書を貼り、上部に年月&その月の合計金額を書いておき、これを確定申告になったら、合算させる方法をとっています。

ソフトとかもあるんだろうけど、その昔はMacユーザー用はなくって、ほかにいい方法もあるんだろうけど、月末にいったん項目ごとに整理し、年末に月ごとの金額を合算する、というこの方法のまんま。

 

なんてエラソーですが、やっとこのやり方に復活しつつある私。

今年は月末整理はできたりできていなかったりだったけれど、それまでの反省をふまえ、封筒分けはして、わかるようにはしていたので、すいすいすい。

 

 

にしても、ちゃんと耳をすませば、世の中はヒントに満ちているなぁ。

近々、古い確定申告の書類を整理するとしますか。