書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

いつまでとっておけばいいのか、思案中

f:id:ricorice:20190718144357j:plain
 

主に取材で、仕事で記録をとるのに使っているのは、無印良品のA5サイズ、6mm横罫、糸綴じのノート。

私は無印良品はさほど好んで使わないのですが(持っていて楽しくないので)、このノートは20年来愛用。

 

このサイズ、糸綴じ(リングは書いているときに引っかかるので使わない)、罫のトーンも邪魔をしないので(罫に沿って書くわけではなく、むしろ無視しているのですが、無地だととっかかりがなく、それはそれでつらいのです)、いいんだよなぁ。

 

おかたしをしていて、この取材・仕事ノートがどどんと目の前に現れ、さてどうしようと思案中。

見返すことがないのはわかっている。十分にわかっている。

情報は古くなるし、急いで書いていて相当崩したり流したりしているので自分の字が読めない。

もう、要らない。

 

じゃあ捨てればいいじゃん!

なんだけれど、捨てられないんだよなぁ。

 

別に感傷に浸っているわけではないのだけれど、踏ん切りがつかない。

生理が詰まっている、ってことなのかなぁ。

 

さて、どうしよう。

しばらく、じわじわ考えます。