書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

ワクワクすることばかり!

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ここのところの私は、基本籠って3冊の食書籍の進行にうんうん唸っているわけですが、

気持ちが盛り上がることが一気に襲い、

これがあるからず〜っとこの仕事に携わっているんだろうなぁ。

(私は、一生何かを続ける、とか強い意志、のようなものはなくって、

 興味が抱けるものをやればいいし、途中で軌道修正しても、まったく別のことをやってもいい、と思っています。

 なんとなく続ける、って向いていない、みたい)

 

1冊はデザインの大半が上がってきたこと
1冊はあらかた撮影が終わり、写真が届いたこと

1冊は骨子ができ、ご一緒するスタッフの方と具体的なアイディアを出し合っていること

 

最初のものは、一気にどん!ときて、うわうわうわ〜!と興奮状態。

もちろんフォーマットとして数ページはチェックしていたけれど、一度にメインのページが揃うと、圧巻!なのです。

 

2番目は、撮影にも立ち合っているし、その場で確認もしているけれど、

写真として形として上がってくると、いいじゃん!いいじゃん!とにやにや。

 

最後のものは、いよいよの幕が切って落とされ、

実際にどうしようか、あーしたい、こーしたい、と話をするのは夢が膨らむ瞬間。

 

 

書籍の制作、というのは家内制手工業、というか、

今の時代的ではないなぁ、とつくづく感じ、

アナログな要素、手間がかかることがとても多く、ひいひい言うことの連続ですが、

また〜に、こういうエクスタシーがあるわけですよ。

 

これ、代え難い。

代わるものに今のところ出逢ってないから、今も続けているんだろうなぁ。