書籍制作は毎度のことながら卒論を書いている気分
当然、集中力ってものは長続きしないわけで。
メディアの仕事には短期戦もあれば長期戦もあり、
特急で記事作る(たとえば雑誌で、広告が入る予定だったページが急遽なくなり、急いでページを作らないといけない、とか)なんかは短期戦、
企画確定し発売まで短くても半年(たいがい1年はかかるかなぁ)の書籍の仕事は長期戦です。
書籍の仕事でも、パーツ受け、執筆だけ、とか、校正だけ、とか、パーツを担うのであればそれは短期の部類に入るのですが、
私の場合は制作指揮(映画いうと監督)の立場が多いので、となると、最初から最後までどっぷり。
忙しさの波はあるものの、それよりも気持ちがだれないよう維持する方が大事かな〜。
もうやりたくない!ってことはないんだけれど、
目の前にやることが山のようにうず高くなると、現実逃避したくなる。。。
解決するにはやるよりほかに術はないし、「終わらない編集はない」と思ってやるんだけれど、
なかなかの重圧よね。
卒論をうんうんうなりながらやっている気分。
それが複数冊進行で繁忙期が重なると、うわわわ〜、だけれど、
なんとかなる!し、なんとかさせる!って思っていて、
まあ、そうでないとやっていけないのかもしれないけどね。
書籍という卒論は世に出したあと、
売上げとか評価で、私自身の能力も査定され、
それが直接のPRなり営業になるので真剣勝負だけれど、
受け入れ方とうまく合致する時もあれなしない時もある。
そんなもんよね。
当たるも八卦当たらぬも八卦、でもやり続けないと当たるものも当たらないんだなぁ、というのも実感としてわかってきた今日この頃です。