書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

小さいこと、ひとりであること

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新聞をとらなくなって20年近く。

引っ越しやネットの発達でそうなったのだけれど、たとえば喫茶店やホテル滞在で読むことはあるし、ときどきは買っています。

 

加えて、テレビもおいていないし、雑誌もあまり買わなくなりました。

困るんじゃない?ときかれることもあるのですが(確かに、東京から福岡に移って5年以上経つけれど、とりわけテレビを見ないのでローカルニュースやローカルタレントにものすごく疎い)、さして困らない。

というのも、これ!というピンポイントで欲しい情報を探すとき以外は、ほっといてもがんがん情報が入ってくるからなんです。

 

 

自分がそんな感じなので、世の中の(紙の)活字離れは、そりゃそうだろう、と思っています。私は時代の流れに従順ですし、

ネットでタダで入手できる、ということもですが、お金出して欲しいものがあまりないなぁ、なんだかぼんやりとしたカタログを眺めているような、当たり障りのないものが多くって、つまんないから、っていうのも理由(もちろん全部じゃないけどね)。

(なぜそうなるのか、その仕組みや事情も、自分がそのなかにいることもあり、見ている分よおおおく分かり、悪循環だなぁ、と感じざるをえません。)

 

自分でブログやってる理由のひとつはそれでもあります。

 

 

で、本日、2016年10月9日(日)、久しぶりに新聞をじっくり眺めていたら、インディ出版について、コラムと書評で取り上げられていました。

毎日新聞のコラム「余録」では

“ひとり出版社”という働きかた

“ひとり出版社”という働きかた

“ひとり出版社”という働きかた

 

 

書評「今週の本棚」では

小さな出版社のつくり方

小さな出版社のつくり方

小さな出版社のつくり方

 

 

 

果たして、その動機は推して知るべし、なんだろううな〜ですが、むしろ私が気になるのは、それをどうビジネスにおとし込んでいるのか、どうやって継続するシステムを作っているのか、ってこと。

ビジネスである以上、きちんと稼いで(利益をちゃんと出す)、それをつなげていくことが非常に大事だからです。

そこにはマニュアル的なやり方ではなく、個々によって違いが相当大きいと思うのですが、それを知りたい!

 

そう、この手のことって、えてして思いの部分がクローズアップされがちですが、その思いを具現化し継続するってことを、数字などで知りたい!のです。

 

 

とりあえず、読んでみよっと。

 

 

私はときどき新聞を読んだり買ったりするのは、ときどき、思いもしなかった、でも、おっ!と思えることにひっかかるからです。

毎日新聞の日曜版には蛭子さんのエッセイもあり(蛭子さんの言っていること、ものすごく同感することが多い!)、幸せな日曜日だなぁ。