書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

1カ月経って、自分の動線がわかったから

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DIY物件? なんだそれ?

 

好奇心で飛びついてしまって、私の引っ越し先の場合は、

 

・自由に使っていい、改装OK

 

その代わり(?)、

 

・クリーニングなしで明け渡し

・何か問題が起こったら自分で解決

 

が条件。

(別にDIYに興味があるわけではない)

 

なので、家具をおいてものを収納する前に、清掃をする必要があり、これにやたら時間がかかる!

使う場所から少しずつ手がけています。

 

で、あらかじめ場所が決まっている、

便器 → お風呂 → 洗面台 → トイレ全体 → 台所

と進め、

 

その間、さて、机やベッドをどうしよう、何を買ってどこにおこう(家具はほとんど処分したので)、

を考えつつ、

とりあえず、段ボール箱を積み重ねてラップトップをおいて作業。

(長時間の原稿書きなどは外で行う)

とりあえず、寝るスペースを確保しレジャーシートを敷き、とりあえず。その上にお布団(マットレスもなく、寝袋で寝るようなものです)。

な状態で、段ボール箱の山はほとんど片づいていないように見える。。。

 

引っ越して間もなく訪ねてきた人に

「よくこんなところで暮らしているなぁ。きちんとした状態になるまで1年かかるんじゃない」

と呆れたような感心したような調子で言われ、

確かに長期戦だわ。

 

そう思っていたのですが、1カ月経って、新居での自分の動線が見えてきて、

何を買ってどこにおくかイメージがわいてきたので、

いよいよ、本格的に取り組みますか!

 

 

にしても、家のことをやっているとあっという間に1日が終わるなぁ。

 

紙はなくならない。立ち位置は変わるけど

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大事なものはフィジカルだったりアナログだったりで欲しくなってしまう私。

 

紙媒体の衰退と言われて久しく、

私自身は、それは、出版業界があぐらをかいていたんじゃないか、自分たちエライ!に支配されていたからじゃないか、ってのも大きな要因だと思うのですが

(だって、びっくりするほど、エリート気分な人、いるもんなぁ)、

それはそれとして、既存の紙媒体が衰退するのは、

今までのやり方では当然の帰結であって。

 

でも、減少してもなくなりはしないと考えています。

ただ、立ち位置や、入口や出口は大きく変わるわけで、

それは時代の変化があるから、当然のこと。

次の場所が見つけられないと、淘汰されていくのよね。

 

hon.jp

 

そんな中、このニュースはなんだか希望がもてる。

どのケースにも当てはまるわけじゃないけれど、

それでもヒントがいろいろあるように思えます。

 

 

さて、まずはひとり会議で企画をつめるとしますかね。

 

体重が減ると寝る時間も減った、気がする

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1年ほど前に、おかたしモードに入ったときに体重計を処分。

なので、自分の体重を確認するのは出張などで宿に泊まったとき。

 

昨年夏〜秋に体調を崩し、同時にスローペースになったせいか仕事がたまり、

人間切羽詰まると、食べるよりも寝るを優先するんだなぁ、と感じながら、

台所に立つ時間も体力もなかったので、カロリーメイト(好きなんですよね、この手の栄養補助食品)などにお世話になりながら、過ごしていると、なんだか服がゆるくなった気がしました。

 

あれっ。

出張の際に宿にあった体重計で確認したら、やっぱり体重が落ちていた。

 

その後もその状態をキープしているようで、日によって多少の変動があるものの(ドカンと食べるときはものすごく食べるから)、やっぱり3〜5kgぐらい減ったみたい。

私、小人だから3〜5kgって大きいよ。

今、引っ越し後の家の清掃や荷ほどきなどで体を動かしているせいか、カロリー過多じゃないか、って思うほど食べるのだけれど、それでも、減った体重のままキープしているみたい。

 

 

私は顔が丸く、肩など体躯ががっちりしていて、それでいて腰回りが華奢なので足は細い。

なのでパッと見、体重の増減がわかりづらいんですよね〜。

痩せたんだ〜と言うと「え〜、気づかなかった!」って人もいれば、開口一番「痩せたねぇ〜」って人もいる。

 

 

期せずして自分が体重が減って痛感したのは、なんだなんだ言って、

太る/痩せるは食べる量に比例する、ってこと。

 

いつだって真理はシンプル。

食べる量が少なければ体重は落ちるよ。

食べていても体を動かしていれば、体重はそうは増えないよ。

ricorice.hatenablog.com

 

 

で、今は引っ越し後ということもあって、基本もりもり食べているのですが、

新しい住居をのんびりと自分のスタイルにしていっているので、

毎日めいっぱい動いているわけではない。

今日は何もしないもん!って日もある。

 

今までだと、大食いをしたらそのモードのままずっといっていたのに、

今はその分動いて消費していないとあらば、食べない、食べても少量でないと、体が快適でなくなった。

なので、脳というか舌や鼻がお腹すいたな〜、と感じても、胃がもう少し休ませて、と言っていれば、そちらを優先するようになったんですよね〜。

体の声と、それを自分がどう受け止めて対応するかが変わった。

 

これに伴い、だと思うのですが、

以前ほどヒマさえあれば眠る、じゃなくなったような気がする。。。

ロングスリーパーなのは変わらず、ですが、

寝る時間を確保することで、胃腸を休める必要があまりなくなったからかもしれない。

常に眠かったのは、せめて寝ている間だけでも胃腸を休ませてくれよ、という体の声だったのかもしれないね。

 

東京は物価が高い、って本当かな?

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よく、東京は物価が高い、って言われて、そりゃ賃料を上乗せすればそうだろう、ぐらいに思っていたけれど、果たしてそうかな?

 

最初にあれっ?と思ったのが、地方都市のスマートカジュアル以上のお店が、

その質や内容から考えると、これ、同じレベルの東京のお店で食べたほうが断然いい!

料理の質もだけれど、何よりサーヴィスがもっとよくってスマート、と感じる場面が少なくなく、

そして、相対的に安い。

 

あっ、と納得したのが、

食材を、ワインでも加工品でもいいのだけれど、

野菜や魚介類など生鮮食料品といった現地調達できない他のもの、

とりわけ輸入品などは、東京の業者が扱っているケースが圧倒的なので、

となると地方に運ぶのは輸送量がかかるってわけ。

それが上乗せされるのか〜。

しかも、情報になかなか触れる機会が少ないので(サンプルとかね)、

となるとより豊かな情報を確かめながら入手できるのは、東京が有利、ってことか。

 

で、東京に8年半ぶりに戻り、半月経ってやっと台所が使える状況になって、

炊事を少しずつ始め、ということは食材の買い出しに行くわけで、第一印象は、

安いなぁ〜!

 

今の住まいの周りに商店街があり、個人商店があり、スーパーマーケットがあり、なので、

競争があるから、ってことになるのだろうけど、とにかく、

安い!

 

 

確かに住居費(賃料)は東京は高い、それは認めましょう。

でも、それ以外の生活費って果たしてそうかな?

食品、生活雑貨etc、

ストックがほとんどない今、買う機会が多いけれど、安いなぁ、って会計のたびに感じてしまう。

 

地方のスーパーマーケットとか買い物する場所ってそこまで安くないんじゃないかな。

それは競争が少ないから。

でも、畑を持っていたり、釣りに行ったりしやすい環境にあって、

たとえ自分がそうではなくても、周囲にそういう人がいれば、おすそ分けしてもらえる機会は多いだろうから、そうなると安い!ってなっちゃうんだろうけど。

 

 

いろいろステレオタイプみたいに言われていることが実は違うんじゃないか、って感じる今日この頃。

東京にずっと住んでいたときには気づかなかったけれど、しばらく離れたことで客観視でき、疑問を感じ、見えてくることってたくさんあるなぁ。

 

 

それが長続きの秘訣、だろうなぁ

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カズレーザー、好きだなぁ。ほんと、好きだなぁ。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

ビジネスでの関係性をニュートラルに保つためでもあるだろうし、

むやみに他人のことを話さないためでもあるのでしょう。

 

私自身、ビジネスとプライヴェートを分けたいタイプで、

若い頃はどちらだかわからない打ち上げとか忘年会とかが心底苦手でした。

今も得意ではないけれど、ディレクションする立場だと、

スタッフの方々の労をねぎらう場ととらえ、

自由参加にして(無理に来なくてもいいですよ〜)、打ち上げをしたりしています。

 

そこで、ぼんやりとした私事は話すけれど、深掘りしない。

それは私の周囲の人も同じ。

この関係性がいいし、この関係性でいいと思っています。

 

 

仕事を始めて30年近く経ち、

四半世紀以上つきあいがあり、たま〜に一緒に仕事をする人がいて、

たま〜に食事に行ったりはしているのだけれど、

それでもプライヴェートや、一緒にやっている以外の仕事についてはほとんど知らなかったりする。

 

ベタベタしない、このくらいの距離感だから、関係が続くんだろうなぁ、

特にビジネスはプライヴェートとは可能な限り切り離したい。

それは私だけでなく、相手もそう考えているから、関係性が保たれるのでしょう。

 

距離が縮まることで煩わしくなることは少なくない。

冷たい、とされても、ドライなぐらいでちょうどいいのかもしれない。

もっとも、こういうのは個人の資質にもよるけど、ね。

そこまでする必要と理由はどこにあるの

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FBで何人かの人が絶賛コメントとともにシェアしていたのがこの記事(↓)。

www.itmedia.co.jp

 

う〜む、これって一見いいことのようだけど、根底にあるのは“化粧すべし”なんだよなぁ。

オンライン会議で、そのために化粧はしたこと、ないなぁ、私。

そもそも、うちうちのスタッフのミーティングだと化粧しないし。

(さすがに第三者、というか、取材先に出向くときや、初めましての場合は化粧をするけど)

 

化粧したい人はすればいいけれど、

義務感でやむなくするのであれば、そしてその必要がないのであれば、しなくていいんじゃない。

 

化粧したい人は、ほっといても化粧するでしょう。

このアプリで拾おうとしているのは、義務感で化粧している人たちだよね。

まあ、アプリ開発したのが資生堂なら、そりゃ、化粧してもらわないと困るんだろうから、メーカーとしての意図はわかるけれど、

むしろ、これを機に化粧やーめた!にならないのかな。

 

何のための義務? 誰のための義務?

 

 

いつだったかな、コンビニ行くにもスーパーマーケットに行くにも化粧をしないと出かけられない、っていうのを見て、びっくりしたことがあって、

おそらく化粧しなくっても十分にきれいな人が多いだろうに、なぜ日常でそこまで武装する必要があるんだろーか。

 

これを機会にすっきりさせよう

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私自身が東京に戻ったのは、2月5日だったのだけれど、

荷物がやってきたのは翌日の2月6日。

ですので、丸1カ月が経ったわけです。

 

今回の住まいはDIY物件で、クリーニングなしで明け渡しが条件だったので、

家の中が汚い、とにかく汚い!

荷物を出す以前に、清掃をしないと、という状況。

物件が決まって2週間弱で荷物の搬出だったので、とりあえず詰め込んで移動。

きちんと整理しないまま、ざっくりとした分類でとにかく箱に詰めた次第。

 

引っ越し後は、どこに何をおくか決め、その場所を清掃し、中身を確認しながら荷物をほどく、というプロセス。

なので、日常性が高く、かつあらかじめその場所が明確な

浴室、洗面台、トイレ → 台所(途中途中で、衣類)

という順番で整えました。

 

テーブルや机など、まだ思案中なので、段ボールを積み重ねた上にラップトップをおいている状況。

まとまった原稿書きなどは、外で行っています。

 

 

で、荷物を搬入して1カ月経って、開けてない段ボール箱、開けても必要なものだけ取り出した段ボール箱の、なんとまあ、多いことよ!

もちろん緊急性の高いものから荷ほどきをしていて、すぐには使わないけれどいずれ必要なもの、開けないまでも保管しておくもの、も中にはあるけれど、それらはそんなに多いわけではない。

 

今取り出していない荷物は、そのほとんどはなくても生きていける、ってこと。
そして、必要性の高いものから荷物を整理した現状の、目の届くところに必要なものがあるというのは動きがスムーズ、

そしてまだ開かずの段ボール箱がないと相当すっきりするんだよなぁ、

そういう風通しのいいところに机をおいて仕事したいなぁ、と感じています。

 

ということは、なくてもいい、処分してもいいものが山積みになっている、ということ。

荷物をほどきながら、人にあげるか売るか捨てるか、処分する方向で考えよう。