書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

そこはかとなくのしかかっていた肩の荷が下りました

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引っ越してきて1カ月半経って、やっとご近所にご挨拶に行き(↓)、

ricorice.hatenablog.com

 

引っ越した先でのご挨拶もさることながら、

物件が決まって2週間弱という短い時間での引っ越しということもあり、以前住んでいたところのご近所にご挨拶するいとまもなく後にしてしまったことが気にかかっていました。

気がかりではあるものの、ちゃんとした(?)連絡先も知らないので、そのままにしてしまっていました。

 

その直後に、仕事で以前住んでいたところに赴く機会があり、

自分で交通の手配をしたので、なるべく廉価で抑えたいのと、時間に余裕を持って動きたいのと、でとったら、うまい具合に時間が作れたので、

到着したその足で、遅ればせながらご挨拶に回りました。

 

連絡もせずに行ったのですが、ご在宅でよかった!

いちばんご近所でいちばんお世話になったお宅では、突然だったにも関わらず、おうちにあげていただき、お茶をいただき、しばし談笑。

外出なさろうとしていたご主人とは玄関で出会い、そのまま家の中に引き返され、普段は寡黙な方だったのに、奥様と一緒にいろいろお話しできて、うれしかったな。

 

古いエリアで、住まい自体はちょっと離れていたのですが、町内会長にもたいそうお世話になったので訪ねたら、あいにくお留守。

こういうことは予想の範疇だったので、置き手紙を残して後にすると、ご夫婦でご自宅に戻られるところにばったり!

 

びっくりしました!

住んでいたときに外で会ったことがあるのは1、2回。

しかも、それまでは奥様だけだったのに、この日はご夫婦がご一緒。

少し立ち話をして、お世話になったお礼を直接言えました。

 

見事にすべてのお宅に対面できちんとご挨拶できて、心底安心しました。

気になりつつ、見ないふりをしていたけれど、

引っ越し先のご近所へのご挨拶は、気になっているならした方がいい、というアドバイスに従って、やってよかった!になったので、

やっぱり気になっていることに目をそらさずにやっておこう、という意識になり、

ちょうど機会が目の前に現れたので、以前の住まいのご近所にも挨拶にうかがえて、本当によかった!

 

「いつでも、またいらっしゃい」の言葉をどこのお宅でもかけていただいて、それもうれしかったな。

 

 

今どきは必要ない、の声が多数だと思うし、

私だって、普段密接なつきあいをしたことはない。

家を訪ね合ったこともなければ、メールや電話といった連絡先も知らないところがほとんど。

知っている方ともやりとりをしたことは、よっぽどの要件のときを除いては、ない。

外でたま〜に会ったときに挨拶をする程度だったのだけれど、

それでも、引っ越してきてすぐに挨拶にうかがって、自分の周囲にどんな方々が住んでらっしゃるのかを確認したことで、どこか安心していたのも事実、なんだろーなー。

 

ほんと、これまでお世話になりました。

つくづく、いい方々に囲まれて暮らしていたんだなぁ、とじ〜ん。

 

 

引っ越し、って物件そのものや、そこがどんなエリアか、といったスペックも大事だけれど、実際に暮らして感じる安心感や心地よさみたいなものは、周囲の方々との関係性の気というか波動みたいなものが左右するのかもしれないな。

 

これまで私が自分の意思で引っ越した際の決め手はカンのようなもの。

物件やエリアそのものをきっちりチェックしないで「あっ、ここ!」と決めてきたわけだけれど、どこでも大家さん、管理会社さん、不動産屋さん、周囲の方々に恵まれたのは、本当にありがたいこと。

ふと思ったのは、決め手のカンには、そこに住んでいる方々の醸し出す気というか波動みたいなものを察知し、「ここ、大丈夫、安心」と判断してきたからなのかもしれないな。

 

こういうのって、言語化がむずかしいけれど、人との関係性で、気が合う、安心できる、みたいなものと同じようなものが、対エリアに関してもあるんだろうな。