家も生きている
なんだか外でバタバタ音がするなぁ、と思って窓を開けたら、近所の方と目が合って、少しおしゃべり。
エリア全体としてはそんなことはないと思うのだけれど、私が住んでいるところのごく狭い範囲では、お年を召した方が多い(挨拶に行ってみてわかった)。
他愛のない話の中で、
「引っ越してきて、住んでくれてよかったわ」と言われ、
「部屋って誰かが住んでいないと、ダメになっちゃいますからね〜」なんて言うと、
「それだけじゃないのよ。家に電気が点いているでしょう、何となく人がいる気配がするでしょう。それがどんなに安心するか。人がいなくなるって寂しいものよ、つき合いがなくってもね」
そうかぁ〜。その心境はわからないけれど、そんなもんかもね〜。
確かに、家って住んでいる/住んでいない、ってなんとなくわかるもんね。
誰かがいる、それだけで賑やかな気持ちになり、安心感を与えるのかぁ。考えたこと、なかったな。
家も生きているんだね。
そして家も自分も受け入れられている、ってありがたいね。
住居物件は、物件そのものもかもしれないけれど、いつも周囲(ご近所さん)に恵まれているなぁ、私。
それも、その物件の居心地のよさを左右するよね。