書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

そういうもんだから、年齢に抗わないでいたい

f:id:ricorice:20190125090507j:plain

 

ちょっとぼーっとするなぁ、風邪?

と思ったものの、鼻も喉も熱も異常なし。

 

あっ、そうか、と思いいたったのは生理中なのでした。。。

 

年齢によって、生理に伴う体調も変化してきたけれど、

生理痛は体験したことないし(まれに生理が引き起こす、ぎりぎりと絞られるような腹痛はある)、

頭痛もほぼないし(たま〜に、鈍い頭痛があるけれど、2日ともたない)、

でもおそろしく眠くなるときとおそろしく食欲過多になるときがあり、

これらもそういうもんだ、と思って、基本体が欲するようにしています。

 

体調も、ですが、精神的な変化がないのがありがたい。

妙に落ち込んだり怒りっぽくなったり涙もろくなったり。

自分では気づいていないだけかもしれないけれど、

気持ちの揺さぶりは感じない。

 

 

そろそろ、生理も終わって、更年期に入るんだろうなぁ、とここ5年ぐらい思っています。

30代半ばのある日、知り合いの方から(そのとき、その方は還暦前だったと記憶)、

「40歳前後でプチ更年期があるわよ〜。ない人もいるけど」

と言われ、体も、だけれど、精神的に、自分ではわかっているけれど、どうしようも抑えられないことが起こったら、プチ更年期なんだな、と受け止めるようにしよう、とゆるやかな覚悟をし、

「いつ来るんだろう、いつ来るんだろう」

と思っているうちに、更年期を迎える年齢になり、今度はこっちに対して、

「いつ来るんだろう、いつ来るんだろう」。

 

嫌だ、とか、怖い、とかはなくって、来るべきものが来る、そういうもんなんだろうな、って今は思っているけれど、

実際にその立場になったらどうなるのか。

ただ、こういう時期なんだ、と受け入れる心の準備はしておきたいなぁ、と

生理のたびに思うのです。