書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

年齢による生理に伴う体調の変化

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こういうのは非常に個人的なことで、なかなか総論として捉えづらく、

しかも年齢によって違いもあるなぁ、と感じる今日この頃です。

 

生理

 

私は精神的な変化はまったくなく、体調もほとんど影響がなく、

ときどき鈍い頭痛、生理痛ではないけれど、生理が引き起こす腹痛がたま〜にあるぐらいで、

本調子じゃないな、ってことはあるけれど、寝込むことはないので、

そういう意味ではとてもありがたい、と思っています。

 

友人や知り合いには生理休暇をとらざるを得ない、

とらずとも生理中は一日一日をようやく、

とにかく気持ちが落ち込んでふさぎ込んで、という人も多くいて、

自分が体験しているものの何十倍、何百倍ものしんどい思いをされているんですよねぇ。

 

 

今、私は40代もいよいよ終わりに差し掛かり、

ここにきてほぼ28日周期で生理が来るようになりました。

間隔が長く、40〜50日、10〜20代のときは、3カ月来ないってこともあるほど不定期かつ長い間隔だったので、

それを思うとここ数年の定期的に来る様子にびっくり!です。

その分なのか、加齢によるのか、経血量もぐっと減りました。

 

逆に敏感になったことに食べ物があります。

ずっと生理だろうがなかろうが、食べたいものも食欲も変化がなかったのに、

ほぼ28日で生理が来るようになって、生理の直前そして場合によっては生理中に

とにかく赤身の血の滴るような肉が食べたくなるようになりました。

同時に甘いものもがんがん欲しくなる。

食欲もすさまじい、底なし沼のよう。

 

逆に生理直前から生理中にかけては、コーヒー、紅茶、日本茶などのカフェイン、そしてチョコレートが苦手になる。

私は普段、清涼飲料水の類を飲まないので、この間はひたすらハーブティーを飲んでいます。

こんな変化があるってのはまったく想像していなかったし、誰も教えてくれなかったので、

自分で驚いています。

この時期に眠くて眠くて仕方がないのも、ここ数年な気がします(もっともいつも眠いのだけれど)。

 

だんだん動物化というか、動物としての本能化していっているのかなぁ。

基本、体が欲するがままにしているので、こういう変化には素直に従い、日常生活を送る上で、特段どーの、ってのはないんですけどね。

 

 

私は男性の生理は理解できないし、女性といっても個人差が大きいので、生理痛が重い方の本当のところはわかっていない。

ただ、一見いつも通りでも、実はそこには波があるってのが、こんな変化の少ない私の実例からも見てとられるので、それとなく配慮するってのは大事かな〜と感じるわけです。