書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

私のやる気にスイッチを入れてくれるもの

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現地に赴いたり資料を眺めたりするのは、

企画の方向性を確固たるのにするのに欠かせない作業なんだけれど、

これも見ておいたほうがいいかな、と思った本があまりに素晴らしく、

企画のためとしてでなく、1冊の本としてあまりによくって、

その企画に携わっている人にも見てもらったら、

その方も大絶賛で、2人して、何度も何度もページをめくるというね。

 

今年のベストブックだなぁ、と呟いたら、

その方は、いやいやここ数年でいちばんです、と。

 

結局のところ、企画が明確で、

ダイレクションがしっかりしていて、デザインもテキストも写真も同じ方向性を向いていて、

そのことによって相加相乗効果になっているというね、

もうね、ページをめくるたびに刺激に満ちているわけですよ。

 

こういう出合いがあると、うん、頑張ろう!って気になるなぁ。