書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

こういう数学クラブがあればなぁ

f:id:ricorice:20180208152408j:plain

自らこういうことを言うと、自分で自分の首を絞めているような気もするのですが、

私は読み書きが得意ではありません。

外国語だとそれが如実に現れ、いちばん得意なのは文法。

 

たとえば英語。

未来を表現する、be going toとbe 〜〜ingとwill(そして現在形)には、

(状況にとよってはどっちでもなことはあるものの、)

それでも明確な違いがあり、これは論理的に説明できるからすっとなじめるのです。

 

そうなんです、論理的かつシンプルにこの世の事象を表現できるものに私はとてつもない魅力を感じ、

最たるものが数学。

小学校2年生で九九を習った頃から、数字というものにとりつかれてしまったのでした。

 

 

先日、知り合いと話していて思い出したのですが、

2000年代半ばからフジテレビで木曜深夜になっていた番組に

たけしのコマネチ大学数学科』があり、

いや〜、ほんとおもしろかったなぁ(私は前期しか観ていない、のですが)。

 

問題を解く、のもだけれど理論を知るのがおもしろかった。

そして、よくそんなこと疑問に思い、それに一定性を見出し、公式を導き出したよなぁ、と感心することしきり

(このとき、私の頭の後ろは、無限(本当は違うけれど)に広がる大宇宙となり、壮大なロマンを感じるのです)。

 

身近なものと体を使って解答を導こうとする、コマネチ大学数学研究会チームがいい味出してたなぁ。

 

 

こういう数学クラブがあったら入会したいな。

顔をつきあわせて、やいのやいの考えるのがいいな。

世の中にはいろんな考え方やアプローチがあるなぁ、って気づくし、こんな美しい解き方があったのか、って知るのも、また楽しいだろうな。