書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

雑誌が先か、付録が先か、いやそうじゃないのかも

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いやね、毎日おしゃれするほどの気力はないけれど、

先日も久しぶりに下北沢を歩いて古着屋に入ってキャッキャ言ったし、

プロパーなアイテムの手触りのよさにすりすりしたくなることもあるし、

プチプラで安くてしゃれた商品があるのを見て驚くこともあります。

 

ただ、私自身ではまったく手にとらないんですよね〜、ファッション誌。

(人にどう見られるか、はもうたくさん! 自分が楽しければいい、のが大きな理由かも)

 

だから、疎いのだけれど、

そうか! 今だもって強いのね、宝島のファッション誌(↓)。

headlines.yahoo.co.jp

 

その大きな理由を“付録にあり!”と位置づけて紹介しているわけですが、

私自身は、付録とかおまけとか、一粒で二度おいしい、みたいなものを世の中にまったく求めていないので

(話が逸れますが、だから日本の大手メーカーの家電が嫌い! 多機能は要らない! 単機能で充分だ!)、

雑誌も付録も欲しい、って心情はよくわからない。

雑誌だけなら雑誌だけでいいし、商品だけなら商品だけほしい、余計なものは要らない。

 

あと、値段もとにかく安ければ、とは思っていなくって、

欲しいときが買い時なので、

プロパーな値段でプロパーな商品を買うことも少なくありません。

もともと物欲が強い方じゃないってこともあり、欲しい!という欲求がむくむく沸いてくるのはよほどのこと。

そのときは、欲しい気持ちを満たすことが最優先なので、値段はあまり関係ない。

あと、買い物スイッチが入るのはほとんどが旅先(仕事の合間にしろプライヴェートにしろ)で、この機会を逃したら戻って来ない、次はない、というのも後押しするかも。

 

 

そんなわけで、今ひとつ、付録付き雑誌のよさを感覚として理解できないので、

この手の記事を通して、そうなのか〜、と知るわけです。

 

それよりも貴重なのが、コメント。

すべての読者の声じゃないし、個人の感情が突っ走った内容が多いけれど、

でも、これがいちばん読んでて、あ〜、そういうことか〜、って気づかされます。

 

 

それにしても、そこには流通の問題もあるのだけれど、

商品に雑誌をつける、という見かけにしたらどうなるんだろう?

その場合、通常の本屋はどうかわからないけれど、複合に力を入れている本屋なら扱うよね。

そもそも本屋さんで雑誌を買っているのか、って問題もある。

雑誌に付録という立ち位置だから売れるのかな?

 

いろんなことをぐるぐる考えてしまいます。