書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

こういうものとの出合いを求めて本屋さんに行っているかも

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ここで紹介されているのは文芸書の場合。

一般書籍だと、デザイン要素がもっと大きくなります。

 

とはいえ、最初のページを開くと、本作りの流れがわかりやすく紹介されています。

(文芸書だからか、やたらルビ(ふりがな)が出てくるのですが。。。)

書籍や雑誌の制作の現場って、知らない人はピンとこないようで、

まあ、それはどんな仕事もそうでしょうが、

こういうフローチャートみたいな流れが記してあると、わかりやすいなぁ。

 

っと、これ販売促進用の冊子でした。

小説の一部が抜粋されたり、

最後のページは出版関係者と書店員さんの推薦文がのったり

(これ、私、要らない。映画にしても、本にしても、“全米が泣いた!”とか“○○さんオススメ”とあるだけで、一気にや〜めた!って気になります。なんかね、言葉が軽いんですよ。とりあえず売らんかなでとってつけている感満載で。

自分の嗅覚で判断するし、あとは知り合いや信頼できる人の口コミかなぁ〜、いくら有名でも直接は知らない人じゃなくってね)。

 

この本作りの現場を舞台にした本の販売促進用の小冊子。

タイトルが「本を造る。」で、

 “造る”は大きいものにあてる字であって、本は小さいじゃないか、と言われるかもしれませんが、

サイズが大きいってことではなく、大量に印刷するし、商品としての本は、“作る”ではなく“造る”なんだよなぁ。

 

それと写真がいいね! 最初、この写真にひかれて手にとったもの。

うまいなぁ〜。

ってことで、早速ポチちゃいましたよ。

 

 

これ、本屋さんのレジまわりにあったもの。

そーいえば、こんな村上春樹のラジオ番組を宣伝するしおりもあったな。

 

ピンポイントで欲しいものがあるときはAmazon

ブラウズしたいときは書店、

というすみ分けになって随分立ちますが、

各出版社の新刊案内とかだけでなく、

最近こういうものを期待して、本屋さんに足を運んでいるかもな〜。