書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

小さいことはいいことだな、の好例

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ドライハーブはまあまあ使うけれど(生はよく使う)、

ドライスパイスは積極的に使う方だと思います。

ちょっと加えるだけで、風味が格段に増すので、料理の腕が上がった気分になる、同じ料理でもスパイスひとつで別物になる、と重宝しています。

 

ですが、たくさん使うものじゃないんですよね〜。

1回買って、そのまま何年も棚にいる、って人は多いのではなでしょうか。

使うことあっても、よっぽど積極的でないと、使い切ること、むずかしいんじゃないかなぁ。

 

先日、コリアンダーシードが少なくなって、輸入食材店のカルディに向かいました。

で、棚を見ると以前のものよりもパッケージが小さい。半分ぐらいかな?

 

そうよ、そうよ、以前のスパイスの量はさすがに多かったのよ。

スパイスは一度に使う量なんてたかが知れているし、少量の方がいいのよ、手にとりやすいのよ、躊躇なく買えるのよ。

 

が、違った!

量は変わらず、パッケージが細長くなっていたので、小さく見えたのでした。

 

 

カルディがどういう意図でパッケージを細長いスタイルに変えたのは分かりませんが、

小さく見える効果を狙ったのであれば、大成功!

そうでないにしても、視覚で受け取るイメージの違いって大事だなぁ〜、と再認識した次第です。