キャッチコピーをつけるってこういうこと!
衆議院選挙2017
2017年10月22日(日)が選挙日で、その前後で選挙関連のニュースはいろいろ出回っていて、
政治的な内容のみならず、その周辺の情報も出てきます。
以前にご紹介した、こちらの記事みたいに、ね(↓)。
当ブログでは政治的な意見は差し控えますが、注目したいのは、
こちらの記事の後半の“企画会議に潜入”のところ。
これ、まんま、
“キャッチコピーやヘッドラインの文章の考え方”
です。
すごおおく参考になり、経過が例として挙げられているので、
非常に分かりやすいのではないでしょうか。
文章は短ければ短いほど、エッセンスを凝縮する必要があるので、
長い文章とは違った意味で、“産み”の時間がかかるのです。
軸そのものは、最初に作ったものがよく、それがベストであることもあるのだけれど、
そこから練って、仕上げていく。
その工程に時間がかかる。えらく時間がかかる。
ぱっといい文言が降りてくることは稀で、
千本ノックのように案を考えてあきらめかけたとき、
食事をしたり、ひと晩寝たりして、いったん離れて時間をおいて、
ふっとひらめくことがある。
なわけで、そろそろ私もキャッチコピー/ヘッドライン作成に戻ります。
産みの苦しみってなんですぐ忘れちゃうんだろう?
そればっかりしているわけではないのですが、
書籍など大きな仕事の場合、制作指揮(映画でいう監督のようなもの)の立場で仕事をすることが少なくありません。
これ、責任を負う、ということなんだけれど、
あれやこれや言われるのが好きじゃないので、裁量を任される方がストレスが少ないんです、私の場合。
先日、企画が決定して、
やった!
ではあるのだけれど、
完成までの道のりはむしろ日々大変の連続、なんだよなぁ。
ダイナミックに動くってことはなく、少しずつじわじわとしか進まないし。
裁量を任されるのはストレスは少ないけれど、なんせやることが多くって。
時間も労力も相当かかる。
でも、完成したら、大変だったこと忘れちゃうんだよなぁ。
忘れるから、また次にかかれるんだろうけど。
しっかり覚えてたら、もう二度とゴメンだわ、になるんだろうけど。
忘れる力ってすごいね!
どう切り取ると響くのか。これはおもしろい比較!
2017年10月22日(日)に行われた、衆議院選挙2017。
その直前にアップデイトされたBuzzFeedの記事が非常におもしろかった!(↓)
選挙前に取り上げると政治的な方向に傾くので時期を待ったのだけれど、
ここで私は注目したいのは、
“SNS映え”とはどういうことは、非常にわかりやすく綴ってあるのです。
講座やセミナーなどは、とりわけ少人数の場合は、
後ろから下から撮影する方がいい、という理由に通じます。
明らかに、SNSに精通しているスタッフが立憲民主党にはいるんだな。
写真然り、同じ素材もどう切り取るかで、受け取り方もまったく変わってくるし、
こういうところで編集力がうかがえるんですよね〜。
外国語って、寄り添う姿勢も大事なわけで
先日、フランス人シェフにお目にかかる機会があったときのこと。
私の微々たるフランス語でご挨拶と簡単な会話を。
(すっかり錆びついて、と言いたいところですが、そもそもそこまでのレベルではなかった。。。
ごく最低レベルの言葉と、
食の仕事に携わっている関係上、メニューが読め、
取材時、厨房で困らないフランス語を習得しているのが私のレベル)
でもね、この“微々たる”でも、喜んでもらえるんですよ〜。
逆の立場に立つとよくわかる。
会話としてはスムーズに運ばないので、すぐに言語を切り替えるにしろ、
外国語が母国語の人に日本語で挨拶されるとうれしい、のと一緒で。
イギリス人の友人の家に遊びに行ったとき、
まったく使われなかったもの(笑)、
日本語の会話がプリントアウトしてあったのを見つけたことがあり、
それってね、その姿勢がね、寄り添おうとする姿勢がうれしいじゃないの。
で、そのシェフとは先方の日本語(私のフランス語よりずっといい!)、
そして最終的には、お互いに一番意思疎通しやすい英語に切り替えて。
以前、フランスで修業なさったシェフに、言語についての心構えをきいたとき、
フランスで修業するならフランス語って思いがちで、それはそうなんだけど、
同時に英語も大事。
なぜなら、有名店はスタッフにしろお客にしろ、世界から人が集まり。そこでの共通語は英語だから。
シェフがフランス人でフランス語でも、スタッフ同士だと英語ってことも少なくない、と。
フランスに留学経験のある私の友人も似たようなことを言っていて、
授業でいちばんつらかったのは休み時間だった、と。
なぜなら、そこでの共通言語は英語だから。
うん、そうだよなぁ。
だからこそ、このフランス人シェフも英語で世界を渡ってきたわけだし、
私自身の経験を振り返ってみても、相手の母国語がフランス語でもタイ語でも広東語でもデンマーク語でも、意思疎通は英語だもんなぁ。
ただね、それだけじゃない。
言語と同時に、言語以外の言語というか、
物怖じしないとか、輪に加わるとか、主張するとか、そういう態度も同時に大事で
(黙っていては誰も口までエサを運んではくれない)、
両輪を動かすってことがね、必要なんだよなぁ。
雑誌って同人誌から発生したものもあるのよね
文芸雑誌の類って、生まれてこの方、ほとんど買ったことないんですけど、ね。
これは、思わず買っちゃったなぁ。
「S-Fマガジン」2017年10月号。
特集は“オールタイム・ベストSF映画総解説 PART1”
私は歴史は疎いのだけれど、近未来を感じさせるものは大好き!
建築デザインもモダニズム、そしてブルータルと評されるものが好きなのも、
機内食のコンパクト感(エコノミークラスのね)が好きなのも、
近未来を感じさせるもの、ってのが底辺にあるからなんだろうなぁ。
「S-Fマガジン」 “オールタイム・ベストSF映画総解説 PART1” 特集、
私の大大大好きな『時計じかけのオレンジ』『未来世紀ブラジル』はもちろん、
『銀河鉄道999』『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(そうそう! 『カリオストロの城』は、リアルタイム、当時小学生の私を大激怒させたのであった』、
おっと、『エレメント・オブ・クライム』も紹介されている!
『プレイタイム』は紹介されてなくって、『アルファヴィル』はともかく『ウィークエンド』もあったり、
『デリカテッセン』は紹介されていなくって『汚れた血』はある。
『赤い影』や『ウィッカーマン』があってもいいのになぁ。
解せない、というよりも、へ〜、そっか〜、なんですけど、ね。
とにかく、おもしろい! 年内いっぱい、これでたっぷり楽しめそう!
で、内容とは別に、思わずはっとしたのが、
「S-Fマガジン」、見事に同人誌色が強い。
もうね、デザインが基本変わってないんだろうなぁ。
それは文字組に強く表れていて上下左右、かっちりしていて、ああ、懐かしい!
句読点、かっこのある箇所に散見でき、さすがにぶら下がりはないけれど、
基本、原稿用紙のマス目に埋めているように、
全角、半角で文字送りされているってのが、もうね、うわぁ〜、なわけです。
そうなんだよね〜。
雑誌って
・これいいでしょ! 見て!見て!
・サークルみたく、同じ趣味の人が集まってわいわい
の大きく2つあって、
私の場合、普段、前者に取り囲まれているから、
後者の“同人誌”のニオイに久しぶりにふれて、
しかも漂う空気感が変わってなく時間が逆行したような印象さえ受けて、
変わらないものは変わらないのかもなぁ(変わらないように見えるだけだろうけど)、
不思議な、デジャヴの逆のような感覚に襲われてしまった。
これって、「S-Fマガジン」だから?
いや、“同人誌”のニオイのするものって、
帰属意識を覆さないようあえて変えないようにしているんだろうなぁ。
「S-Fマガジン」の次号は続きで、“オールタイム・ベストSF映画総解説 PART2”。
もちろん、買うさぁ〜。
生理痛はないのだけれど、変調はあるわけで
寝込むほどの頭痛や生理痛(腹痛)は伴わないし、
落ち込んだり怒りっぽくなったりの気分の起伏はまったくないし、
生理が軽いのは、本当にありがたいことだとつくづく感じます。
とはいえ、まったく何も変化がないわけではなくって、
ときどき、軽い偏頭痛、ひどい腹痛(生理痛ではない)に襲われることはあるし、
睡魔と食欲が止まらないこともあります。
10〜20代の頃は7週間はど真ん中で生理期間が長かったけれど、
今は1〜2日、長引いても3日で収まるようになったものの
(腹痛は30分程度、余韻で数時間寝込む)、
逆に、それまでなかったそういう変化を伴うようになりました。
ただ、いずれも軽いことに間違いないでしょう。
今回は、ひどい雨とダブったこともあってか、
睡魔がひどかった! そして食欲も!
最低必要源の事項だけなんとかこなし、
あとは寝てるか食べてるか。
外に出る予定のあった日はともかく、おこもりの日はひどかった!
一過性のものだから、体の欲するままにしているのだけれど、
間のあたりにされるとびっくりされちゃうだろうなぁ(笑)。
職場や学校ではなく、家の中に女性がいない男性の方はわかりづらいかな〜、と思います。
生理が軽い私ですら、こんなことが起こる、ってことで、
まずは生理に伴う体調や気持ちの変化があることを知ってもらえるといいな。
本屋で注文してみたら
本屋へはたまに行きます。
もはや、これ!と買うものが決まっているときはアマゾンを利用するので、
本屋へはブラウジングに。
仕事どストライクなところ、普段は素通りしそうなところを、そういえば!と本屋をのぞいてみると、
パソコンやスマホの画面だと真っ正面からの直接的な会話が、
本屋だと上から下から左右から背後から、自分の周囲をいろんな情報が、音量の違いはあるけれど、鳴り続けている感じ。
先日、ぶらっと本屋をぐるぐるしていたら、
そういえばあの本、あの雑誌、と思い出され、
これも欲しいなと思った1冊が、書店にある検索ボードで在庫確認したらなくって、
会計のときに、急ぎじゃないし、と取り寄せをお願いする。
すると、取り寄せが可能かどうかの確認にしばらく待たされる。
あれ〜、そんな時間のかかるような出版物とは思えないけどなぁ。
ようやく店員さんが戻り、「在庫がありました。到着まで2〜3週間かかります」と。
へっ! いくら九州(私は現在、福岡在住なので)で在庫のある倉庫から遠いとはいえ、
そんなに時間かかるの〜!
増刷している最中でもなさそうなのになぁ。
まあ、いいや。
で、名前と電話番号を書くように言われる。
「あの〜。メールで連絡をいただけませんか」
えっ?という顔をされ、またしても確認にしばらく待たされる。
いいですよ、ということになり、連絡先を記し、書店を後に。
これ、大型書店での話。
ひと昔前ってこんなだったっけ? こんなスローペースだったっけ?
アマゾンの疾走感に慣れていると、そのテンポのゆったりさ具合に驚く。
いいとか悪いとかじゃなくってね。
書店って、その大型書店だけかもしれないけれど、こんな時間軸で動いているんだ〜。
・在庫がない
・取り寄せに時間がかかる
・電話連絡(電話って今ほんと使わないから)をする
大型書店はいくらブラウジングには最適といえ、これだとやっぱり足は遠のくかなぁ。
もう2つ3つ、本屋に“わざわざ”行く理由が欲しいよなぁ。