書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

もうフラットでいいんじゃない

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お一方はご結婚なさったけれど、2人がご一緒に活動されているときに、

ことあるごとに“婚期を逃した” “嫁に行かない”を枕詞にしていて、

なんでこの人たちはいちいちこういうことを言うんだろう、って不思議に思っていた。

 

有名女性アナウンサーがスーパーマーケットで自分の分だけの食材を買って、家族連れの人と比べて「さみしい」と言う(実際には、自分の口からではなく、家族連れの女の子に言わせているあたりが巧妙、なんだけど)。がっかり!

 

あざといよね〜、ほんと、あざとい。

男社会の中で、上目遣いにおもねる様な表情をして、「できる、って思われているけれど、私、完璧じゃないんですぅ。ダメなところもあるんですぅ」を出さないと納得してもらえない習性が身についているんだろーなー。

こーゆーことやるから、お手本のごとく、周囲や後進もそういうこと言わなきゃいけない、みたいな感じになるじゃない。

 

見習っちゃダメよ〜。

既成概念のもと、自虐する必要なんてないし、それは自分で自分の立場を悪くするだけだから。

 

 

な〜んてずっと感じていた気持ち悪さを思い出したのは、こんな記事を見たから。

www.huffingtonpost.jp

 

ほんと、カズレーザー、大好き!

御意。言わなきゃいいのよ。

冒頭で私が抱いている気持ち悪さもそう。

 

そんなの、本筋とまったく関係ないよね〜。

彼女たちの場合は、言われる前に言うんだろうけど、同じ穴のムジナ。

言わなくてよろしい。フラットでいいよ。

 

付け加えると、もう“おひとりさま”って(自虐的かつ揶揄するような)言い方もやめにしない?

もはやひとりは状態を指すわけであって、孤独でもさみしいわけでも、社会的に隅っこにいる存在でもないわけだし。

ひとり、ふたり、3人、5人、10人、と並列でいいよ。

 

 

で、ハッとしたのが、上記記事の梅沢富美男の発言。

 

「あんまり言うことがない」

 

腑に落ちた!

すぐに容姿とか年齢とかステイタスとか持ち出すのは、結局、ほかに話題がないからなんだー!
だから、わかりやすいところで、容姿とか年齢とかステイタスとかを持ち出す。

 

これらを外したら、会話が成立するのかな? 
しないのかもれないね。
でもって、会話が成立しないってのは、何も見てない、考えてない、からっぽ、ってことに他ならないんだよね〜。

賞を受賞するということ

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微力ながらも参加している者としても、うれしいニュース!(↓)

www.web-soigner.jp

award.nicoanet.jp

 

受賞対象になった“北九州特集”号は、本当に素晴らしく、雑誌だからできることの明るい可能性を感じました。

発売されたとき、絶賛するあまり、人に配ったほどです。

ricorice.exblog.jp

 

 

で、賞について、改めて思うこと。

というか、これが私が賞に対するスタンスなのですが、

あらかじめはっきり言うと、賞のために仕事をするわけではないんですよね〜(そういう人もいるけれど)。

 

これ、以前、自分自身ががっぷり手がけた(制作指揮/編集統括としての立ち場)書籍が、国際的な料理本の賞の部門でグランプリを受賞したときに、机上の空論ではなく、体が実感として感じたことでもあります(↓)。

ricorice.hatenablog.com

ricorice.hatenablog.com

 

賞なんて、という声もありますが、

量については販売部数で測れるものの、

質については相対的な評価がなかなかむずかしい紙メディアで、

賞をいただけるというのは、仕事をしてきた先にあるもので、

やったことが間違っていなかった、そしてちゃんと届けることができたんだな、

とじわ〜っと実感できるのです。

そして、それが、よしっ、次もいい仕事をしようというモチベーションにつながるのです。

 

 

この度は、おめでとうございます!

そして、取材にご協力いただいた方々、スタッフのみなさん、ありがとうございました!

 

 

賞を受賞するということ

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微力ながらも参加している者としても、うれしいニュース!(↓)

www.web-soigner.jp

award.nicoanet.jp

 

受賞対象になった“北九州特集”号は、本当に素晴らしく、雑誌だからできることの明るい可能性を感じました。

発売されたとき、絶賛するあまり、人に配ったほどです。

ricorice.exblog.jp

 

 

で、賞について、改めて思うこと。

というか、これが私が賞に対するスタンスなのですが、

あらかじめはっきり言うと、賞のために仕事をするわけではないんですよね〜(そういう人もいるけれど)。

 

これ、以前、自分自身ががっぷり手がけた(制作指揮/編集統括としての立ち場)書籍が、国際的な料理本の賞の部門でグランプリを受賞したときに、机上の空論ではなく、体が実感として感じたことでもあります(↓)。

ricorice.hatenablog.com

ricorice.hatenablog.com

 

賞なんて、という声もありますが、

量については販売部数で測れるものの、

質については相対的な評価がなかなかむずかしい紙メディアで、

賞をいただけるというのは、仕事をしてきた先にあるもので、

やったことが間違っていなかった、そしてちゃんと届けることができたんだな、

とじわ〜っと実感できるのです。

そして、それが、よしっ、次もいい仕事をしようというモチベーションにつながるのです。

 

 

この度は、おめでとうございます!

そして、取材にご協力いただいた方々、スタッフのみなさん、ありがとうございました!

 

 

明確な理由がないのであれば

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先日タクシーを利用した時のこと。

運転手さんは還暦を少し過ぎたぐらいだったでしょうか。

何の話からそうなったか忘れてしまったのですが、

「男性は女性にごちそうして当たり前、一人前。そして、それをさせない女性は男性のメンツを潰している」

という主張をなさいまして。。。

 

えええ〜、そうなの〜、今だにそうなの〜。

私は50歳なので、バブルの残り香は知っているし、そういう考えの女性も男性もいることも承知してるけれど、

私自身はごちそうしてもらったこと、一度もないよ

(だからといって貢いだこともありません、念のため)。

 

ずっと、割り勘というか、順番というか。

「今日は気分がいい」「臨時収入があったからおいしいもの食べよう」みたいなときは、お言葉に甘えて、ですし、私自身がそうすることもあるけれど、

ただ単に“女性だから”という理由でおごってもらったこと、ないなぁ。

おごってもらおう、って考えたこともないなぁ。

 

それは、

・借りを作りたくない

・フラットな関係でありたい

といった明確な意思ではなく、もっとシンプルなところで、

・自分が食べたものは自分で払う(同様に、自分が欲しいものは自分で買う)

といったところ。

 

 

ううう〜ん、今だに世間は“男性は女性におごるもの”という認識なんだろーか?

イベントなどの会費も女性の方が安く設定してあったりするでしょ。

そこにも明確な理由はなくって、“女性だから”という、それだけのことなんだろうけど、

あれも一律でいいんじゃない。

 

飲食を伴う時は、男性の方がよく飲み食いするから、って言われるけれど、

そんなことは決してない、と思う(というのも、私自身が男性陣がびっくりするほどよく食べるから)。

 

なので、イベントや飲食をはじめ、明確な理由がないのであれば、

「料金は一律でいい!」

と思うのだ。

 

もはや買うのはモノじゃないんだな〜

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アメリカ合衆国発の食メディア“Eater”によるこの記事(↓)。

www.eater.com

 

2019年11月22日(金)に投稿されたもので、ブラックフライデーを皮切りに年末商戦に向けて、“食”の側面から発信された、と思うのですが、

内容は、というと、タイトルの

“How to Gift (or Get) a Great Food Experience”

のとおり、食体験をプレゼント(自分用にも)しよう、というもので、

料理教室や食のツアーなどが紹介されいます

(“食体験に参加のためのコツ”みたいなことも記されています)

 

 

もはや、モノじゃないんだな〜。

私自身を振り返ってみても、定期的に訪れるイギリスでは、料理や製菓&製パンのクラスや食ツアーに参加したり、ワインエステイトやブルワリーを訪問したりする比率がぐっと上がったもんな〜。

そこでしかできない“体験を買う”って感じ。

 

そして、この体験って、プログラム自体はひな形はあっても、

チューターやコンダクターによっても、その日に同席する参加者によっても随分変わるし、

間隔をあけて再訪したら、アップグレイドしていた、ってことも少なくないし、

参加するたびに一期一会の新鮮な驚きに満ちているんですよね〜

(日本のこれらは、おしなべて、予定したプログラム通りにことを運ぶことが主軸にあり、

 お客さん目線じゃないんだよね〜。
 その日のお客さんの様子で柔軟に対応することが少ないから、がっかりすることが少なくない)

 

 

ほんと、いろんな人がいるなぁ

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仕事が取材を伴うことが多いので人に会う機会が多いからか、

フリーランスなのでさまざまな取引先や人と組むことが多いからか、

いろんな人がいるなぁ、とつくづく思う。

 

 

私は見下されることがしばしばあります。

ricorice.hatenablog.com

ricorice.hatenablog.com

 

萎縮されるよりはよっぽどいいと思っているので、

ああ、そうですか、なんだけれど、

こんな風にマウンティングしてくる人たちって、

井の中の蛙、というか、お山の大将、というか、

結局、それだけの人、なんだなぁ、と思う。

 

自分はこんなにすごいんだぞ!

を見せつけたいために、相手を軽んじるというか、バカにした態度をとるというね。

 

 

仕事柄、一流、といわれる方々に会うこともあって、

そういう人たちっておしなべて対等。

威張るような態度ではなく、とても協力的でやさしい。

 

以前、有名人と呼ばれる方々のインタビューを定期的にやっていたことがあります。

みなさん、驚くほど腰が低く、こちらにも気遣ってくださる。

 

第一線でずっとやってきた、そしてこれからもやっていく人って、

もちろん中には、その才能がずば抜けていて、それが性格とかほかの要素を凌駕してしまうほどの人はいるけれど、

大半は、人よりは秀でている(でも神に愛されたレベルではない)ものを磨きつつ、あらゆる周囲の人も大事にしつつ、なんだよなぁ。

 

 

仕事ってひとりでやるわけじゃないから、天狗にならないよう、自戒しながらやっていくのが大事なのかもね。

これらの質問に、いつももやもやしてしまう

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11月22日は“いい夫婦の日”の日ってことで結婚した芸能人が多かった(んですよね?)

 

それ自体は、素直に「おめでとう!」ではあるのだけれど、

解せないのは、

「お子さんのご予定は?(もしくは、妊娠の有無)」 

「奥さまの得意料理は?」

って2つの質問。

 

 

なんか、大きなお世話だ!って思うんだけど。。。

同時に、これらの質問は、

 

「お子さんのご予定は?(もしくは、妊娠の有無)」 → 家庭を持つことは子供を持つこと

「奥さまの得意料理は?」 → 料理は女性がやることで、上手にできることが望ましい

 

って前提があってこそなんだよね。

 

この時代に、いまだにこんな質問しちゃうんだ〜。

ねえ、大丈夫?

 

 

同時に、これは芸能人や有名人のケースに限らないけれど、

「奥さん、かわいいですね」って真っ先に容姿をほめるってなんだろう?

モノじゃあるまいに。

 

 

これらの質問や反応を見聞きするたびに、

親しい間柄じゃなければ、「おめでとう」だけで十分で、

それ以上のことは言う必要はないんじゃないの?ってもやもやしてしまいます。